首相補佐官に海外「不倫」報道。血税でスイート宿泊指摘に逆ギレ

2020.02.06
by MAG2NEWS編集部 NK
 

不倫男の虚偽答弁

和泉氏は京都不倫出張の際、山中教授に「来年からストック事業に国費は出しません」と告げた。この面会について立憲民主党の早稲田夕季議員が昨年11月27日の衆議院科学技術特別委員会で質問すると、一旦質問を引き取り、後日「20年度から支援をゼロにすると伝えた事実はない」とする報告書が理事会に提出された。しかし、面会で和泉氏と大坪氏が山中氏に提示した、大坪氏作成のA4判の文書には「法人に対しては国費を充当しない」と記されていた。証言や文書とは異なる回答に、虚偽答弁の疑いがかかっている。

不倫女の異例の出世

立憲民主党の杉尾秀哉氏は29日の参院予算委員会で、「あなたのバックに和泉補佐官がいて、あなたは厚労省で異例の出世をしてきた。和泉氏のバックには菅官房長官や安倍首相がいる。虎の威を借るナントカではないのか」と非難、異例のスピード出世について触れた。なぜ異例の「出世」といわれるのか。これについてはダイヤモンドオンラインが迫っている。

大坪氏が就いているのは「官房審議官」。この「官房審議官」は一般的に、本省の課長(特に局の総務課長)またはそれに相当する職に就くことが必須。それらを務めずに官房審議官の職に就くということは、任期付き任用で最初から官房審議官といった場合を除き、まずありえないという。しかし、大坪氏は、本省の局総務課長級どころか課長級の職を経験せず、出向先でも平の課長級の職に就いていた程度だったというのだ。これでは「異例の出世」といわれるのも頷ける。果たして2人が「不倫関係」を認める日は訪れるのだろうか。そして、不倫出張に使われた「血税」は返還されるのだろうか?

source: 週刊文春ダイヤモンドオンライン

image by:ウィキペディアコモンズ経由で/厚生労働省HP

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