日本も新型肺炎の感染国扱い。NZの小学校で今、起きていること

 

もう一つ。日本政府の対応がこんななので、日本は中国と同じ「感染国扱い」になりつつある。日本から遠く離れたニュージーランドの小学校で、

オークランドでは一部の小学校で、「日本は新型肺炎の汚染国扱いで、帰国後2週間、出席を停止すること。また、日本から帰ってきた家族がいる場合も同等のこと」という処置がされています。今のところ、全体的な動きではないものの、今後の日本国内の感染の拡大によっては全部の学校に広がる可能性も否めません。

日本政府が今の対応を早急に変えなければ、いずれ

  • 日本への渡航禁止
  • 日本からの渡航禁止

を決断する国が続々とでてくるでしょう。こんなことで、オリンピック、パラリンピックを開催できるのでしょうか?日本政府は、

  • 中国全土からの渡航禁止
  • 中国全土への渡航禁止
  • 検査対象を、大幅にひろげる(医師が「あやしい」と判断したら全員検査対象にする)

ことなどをすぐ実施していただきたいと思います。野党の皆さんも、がんばって政府のゆるい対応を叩いてほしいです。「桜を見る会」を叩いても、国民の心は動きませんが、「もっと厳しく新型コロナウイルス対策をしろ!」と追及をすれば、「政府はだらしないが、野党はまともなこというな」となるでしょう。

ちびたちの母さんは、こう書いています。

  • ここ1~2週間で、日本が中国のような状態になるのか、否かが決まると思います。

まさにそのとおりです。

image by: Rodrigo Reyes Marin / Shutterstock.com

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【著者】 北野幸伯 【発行周期】 不定期

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