厚生労働省大臣官房審議官の大坪寛子氏(52)との不倫京都旅行や海外出張でのコネクティングルーム宿泊について国会で追及を受けている首相補佐官の和泉洋人氏(66)。週刊文春は、和泉氏の公私混同ともいえる音声を入手したと報じた。
「大坪氏とちゃんと付き合え」和泉洋人首相補佐官「圧力音声」に内閣法違反の疑い #和泉洋人 #大坪寛子 #スクープ速報 #週刊文春 #文春オンラインhttps://t.co/nQDIkT8NQR
— 文春オンライン (@bunshun_online) February 19, 2020
人事権と権力で圧力をかけた和泉氏
週刊文春が入手し公開された音声は、昨年7月5日(金)のもの。和泉氏は、大坪氏と関係が悪化していたAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の幹部3人を首相官邸に呼び出した。「大坪次長もさ、激しくて皆さんとうまく行っていないかもしれないけど、彼女は健康・医療戦略室次長に残すし、AMED担当室長になるから」と大坪氏を昇進させる旨を話し、「そういうつもりでちゃんと付き合ってもらわないと困る」と要請。また、「AMEDの組織を見直す」と人事権をちらつかせ、「財務省が全面的に協力する」「あなた方がどういうつもりか知らないけど、そんな生易しい話じゃない」などと予算にも介入すると圧力をかけていた。
税金でラブラブ旅行
立憲民主党の辻元清美氏は、国会で「桜を見る会」を巡る問題について安倍首相の公私混同や税金の私物化と言われていることについて触れ、「いろいろな官僚にまで蔓延しているのではないか」と指摘。その中で、和泉氏と大坪氏についても言及した。「ミャンマー、インド、中国、フィリピン、コネクティングルームに泊まっている」とし、安倍首相に「適切な海外出張だと思うか」と問いただした。