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首相補佐官「圧力音声」流出。不倫相手の大坪氏はクルーズ船勤務

厚生労働省大臣官房審議官の大坪寛子氏(52)との不倫京都旅行や海外出張でのコネクティングルーム宿泊について国会で追及を受けている首相補佐官の和泉洋人氏(66)。週刊文春は、和泉氏の公私混同ともいえる音声を入手したと報じた。


人事権と権力で圧力をかけた和泉氏

週刊文春が入手し公開された音声は、昨年7月5日(金)のもの。和泉氏は、大坪氏と関係が悪化していたAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の幹部3人を首相官邸に呼び出した。「大坪次長もさ、激しくて皆さんとうまく行っていないかもしれないけど、彼女は健康・医療戦略室次長に残すし、AMED担当室長になるから」と大坪氏を昇進させる旨を話し、「そういうつもりでちゃんと付き合ってもらわないと困る」と要請。また、「AMEDの組織を見直す」と人事権をちらつかせ、「財務省が全面的に協力する」「あなた方がどういうつもりか知らないけど、そんな生易しい話じゃない」などと予算にも介入すると圧力をかけていた。

税金でラブラブ旅行

立憲民主党の辻元清美氏は、国会で「桜を見る会」を巡る問題について安倍首相の公私混同や税金の私物化と言われていることについて触れ、「いろいろな官僚にまで蔓延しているのではないか」と指摘。その中で、和泉氏と大坪氏についても言及した。「ミャンマー、インド、中国、フィリピン、コネクティングルームに泊まっている」とし、安倍首相に「適切な海外出張だと思うか」と問いただした。

安倍首相は「注意」

これに対して菅義偉官房長官は、安倍首相が和泉氏に国民に疑念を持たれない行動をするよう注意したことを明かした。また、「必要な手続きをとって適切に対応し、公私は分けているということだ」と回答し、昨年12月12日と同じく、問題ないとの認識を示した。

Twitterの声

大坪氏は現在、新型ウイルスの集団感染が問題視されている「ダイヤモンド・プリンセス」の船内業務にあたっている。野党は「国会に呼ばれるのが嫌で船に入っているのでは」と批判、加藤勝信厚生労働相はこれを否定した。日本のネット上には、20日に橋本岳厚労副大臣が船内の様子を画像付きでツイートし「清潔ルート」「不潔ルート」という貼り紙画像で「ゾーニングの不十分さ」を明らかにした件と絡め、コネクティングルームをネタにした投稿が数多くあるようだ。





※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:週刊文春北海道新聞朝日新聞

image by:image by:ウィキペディアコモンズ経由で/厚生労働省HP

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