安倍首相補佐官である和泉洋人氏と、厚生労働省大臣官房審議官の大坪寛子氏が公費で京都に出張した際に私的な観光をしていたと、12日発売の『週刊文春』がスクープした。これに対して菅義偉官房長官は12日午前の会見で、「公私はしっかり分けていた」と述べ、問題ないとの認識を示したと、朝日新聞、産経新聞などが報じた。
菅官房長官、公私混同ないとの認識https://t.co/6VaAyIPOio
公費を使って「デート」したと週刊文春に報じられた和泉洋人首相補佐官に関し「京都市内での移動は私費で支払われている。適切に対応したと聞いている」と説明。
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 12, 2019
菅義偉官房長官は12日の記者会見で、公費を使ってデートをしたと週刊文春に報じられた和泉洋人首相補佐官について、「公務として手続きを取った上で出張し、午後の京都市内での移動は私費で支払われている。適切に対応したと聞いている」と説明。「公私混同はない」との認識を示した。
問題となっている和泉氏は、国土交通省出身で菅氏に近しい人物。週刊文春の記事によると、和泉氏は不倫相手とされる厚生労働省大臣官房審議官の大坪寛子氏と8月9日、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の山中伸弥所長に面会するため京都に出張。午前中に山中氏と面会し、ハイヤーで河原町へ出かけたという。老舗の甘味処では、和泉氏が自分のスプーンで大坪氏に食べさせたり、貴船神社では腕をからめて参道を歩いていたとし、記事内には写真も掲載されている。
不倫関係であるということはもちろん、往復の新幹線代は「公費」から出されているということなどから批判の声も相次ぎそうだ。これについて日本のネット上では、「もはや無茶苦茶」「モラル崩壊」「もうなんでもありだな」など呆れる声で溢れている。
Twitterの声
へえ、菅官房長官が記者会見で、和泉首相秘書官と厚労省の大坪寛子氏の “京都同伴出張” について『公私は適切にしている』と述べたんですか。
いずれにしても「公私混同」と「山中教授への恫喝」がセットになっているので、これは単に不倫云々で片づける問題ではありませんねhttps://t.co/L9TBKTlXqJ— 盛田隆二 (@product1954) December 12, 2019
早くも菅の見解発表。
公私は適切にしている)
本人と打ち合わせ口裏を合わせただけだろう。
職務利用の不倫は定義しない面白さ、だが笑えん。 https://t.co/5SaZ2NeDrU— 弓月童子 (@Mikuaiuichiro19) December 12, 2019
じゃあ不倫相手と偶然一緒に出張に行くことになって、同じタイミングで仕事終わったらから観光したんかねw
和泉洋人・総理大臣補佐官が一部週刊誌で、公務での出張中に公私混同があったと報じられたことについて、菅官房長官は午前の記者… https://t.co/vw7PmvPYjz
— ネコムライス @ パワーちゃん (@Y_AN_Achan) December 12, 2019
京都観光「適切」と報告=週刊誌記事に和泉補佐官 https://t.co/eYmwpXXWdu
菅義偉官房長官「和泉氏からは適切に対応していると聞いている」「公務として手続きを取った上で出張し、午後の京都市内の移動は私費で支払っている」また「聞いている」かよ。
— pinball (@flipperpinball) December 12, 2019
「当該の支出に関する文書は、法に則って適切に廃棄したものも承知している」「不倫の定義は時代によって変化する」と、菅官房長官が定例会見で発言……なんて報道がありそうな、現政権😅 もはや無茶苦茶 https://t.co/eEiQNnRrZJ
— Political Tweets (@PoliticalTw) December 12, 2019
これウチの会社だとアウトだなあ。だって京都往復は公費なんだろ?出張ついでに不倫旅行して問題ない、か。モラル崩壊、というかもうモラルなんて無い感じだよな。美しい国だ
— 月桃をゲット (@inuikentarou) December 12, 2019
もう、なんでもありやなあ。
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和泉洋人・総理大臣補佐官が一部週刊誌で、公務での出張中に公私混同があったと報じられたことについて、菅官房長官は午前の記者… https://t.co/sORYIVuiiG— Hiro 🌎 (@IrelandCarp) December 12, 2019
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image by: 政府インターネットテレビ