安倍首相の礼賛企画に血税300万。不景気でも相次ぐ税金ムダ使い

2020.02.21
by MAG2NEWS編集部 NK
 

「ゴマすり」に利用される血税

2019年12月、安倍首相の地元・山口県の県庁で26日間にわたり「山口県の総理大臣展」が開催された。実際のところは、安倍主要を褒め称えるためのイベントだったと2月21日にフライデーが報じている。安倍首相の等身大パネルに3万1100円、安倍首相の写真パネル8枚に15万6000円、柱巻き看板3つに59万4000円…などと、合わせてぴったり300万円が支払われたという。果たして、地方自治体が特定の政治家の選挙運動に繋がるような税金の使い方をしても良いのだろうか。

山口県の村岡嗣政知事(47)は元総務省官僚。自民党の推薦で2014年に初当選、2017年には自民党に入党し、自民党山口県連の支援を受けて2018年に再選した。村岡知事の「選挙運動費用収支報告書」には、2014年の際に自民党本部と自民党山口県支部連合会からあわせて800万円、2018年には自民党から推薦料として400万円の寄付を受けている。

「不倫旅行」に使われる血税

首相補佐官の和泉洋人氏(66)との京都不倫出張や、コネクティングルーム宿泊の海外出張に同行した大坪寛子氏(52)。大坪氏の「旅行(出張)命令簿」を20日、政府が提出した。命令簿によると、18年7月にミャンマー、9月にインドと中国、11月にフィリピンへそれぞれ2~3日間の日程で出張。あわせて約185万が支払われていた。

Twitterの声

止まらない景気悪化と税金の無駄遣い。ネット上では、景気悪化の「責任転嫁」や、地元山口の「総理大臣展」に批判の声があがっている。



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source:産経新聞フライデーNHK共同通信

image by: Dick Thomas Johnson / CC BY

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