安倍晋三首相の妻・昭恵氏が、2月末から2泊3日のスキー旅行を計画していたと女性自身が報じた。昭恵氏は「私人」と閣議決定されているが、いまだに3人の「お付き」の職員がいるなどさまざまな問題を抱えている。さらに今回、昭恵氏の事業にマルチ商法企業の元幹部が出資していたことも報じられた。
【安倍首相が「やめて」と懇願!自粛要請の陰で夫人が旅行計画】https://t.co/336Nm3tGpC
『夫から、“今回ばかりはスキーに行くのをやめてほしい”と、言われてしまったのよ』と……。
#安倍昭恵 #新型コロナウイルス #自粛要請 #私をスキーに連れてかなくても行くわよ #女性自身[@jisinjp]— 女性自身【公式】 (@jisinjp) March 11, 2020
「今回ばかりは…」首相が懇願か?
昭恵夫人が訪れる予定だったのは山形県にある蔵王温泉スキー場だという。スキー関係者は、地元のイベント関係者に「夫から今回ばかりはスキーにいくのをやめてほしいといわれてしまった」とキャンセルの連絡が入ったことを明かしているとしている。政府は2月末に大規模イベントの自粛と全国の小中高等学校の休校を要請しており、首相夫人のスキー旅行が発覚した場合、批判を浴びることは明らかだったはずだ。この記事内容が事実なのか否かは、本人や安倍首相の口から語られていないため不明だが、もしこれが事実であれば批判は避けられそうもない。
マルチ元幹部「昭恵氏事業に出資」報道
昭恵氏の問題行動は、森友問題やスキー旅行疑惑だけではない。昭恵氏発案の山口県下関市のゲストハウス「UZUハウス」の開業・運営資金の一部を「48(よつば)ホールディングス」の元幹部の淡路明人氏が出資していたことが4日、明らかになったと毎日新聞が報じている。48ホールディングスは、マルチ商法で消費者庁から行政処分を受けていた企業で、2016年の「桜を見る会」や「前夜祭」で首相や昭恵氏と記念撮影をしていることも判明している。毎日新聞の取材によると、淡路氏の代理人弁護士は「出資したことは間違いない。出資の額などは分からない」と回答したという。
首相の妻昭恵氏が発案した山口県下関市のゲストハウス「UZUハウス」の開業・運営資金の一部を、マルチ商法で消費者庁から行政処分を受けた「48(よつば)ホールディングス」の元幹部が出資していたことが分かりました。https://t.co/vsfezwFSav
— 毎日新聞 (@mainichi) March 5, 2020