NEXCO3社および本四高速、宮城県道路公社は22日、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的としたゴールデンウイーク期間中の取り組みについて発表し、29日から5月6日にかけての大型連休中、高速道路の休日割引をやめることを明らかにした。
全国の高速道路で適用されます。
【GWの高速道路は休日割引なし SA・PA店舗に営業自粛要請 新型コロナ拡大防止へ】https://t.co/ATOxw7vFKN
— 乗りものニュース (@TrafficNewsJp) April 22, 2020
大型連休中の高速料金割引なし
赤羽一嘉国土交通相が21日の閣議後の記者会見でこの考えを表明し、高速道路各社に指示していた。高速料金は現在、普通車などについて休日は3割引きとしているが、政府が全国に緊急事態宣言を出し、外出を控えるよう呼びかける状況のため、この措置を一時的に休止する。都道府県をまたぐ人の移動を抑えるのが狙いとみられている。
また、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにあるレストランと土産物店についても、営業自粛や営業時間の短縮に協力するよう要請を行ったという。GW期間中は店舗ごとによって営業時間が異なるため、詳細は改めて各社のウェブサイトで発表するとしている。
一方、物流機能を維持するため、サービスエリアなどのガソリンスタンドやシャワー設備などは、通常通り利用できるという。
この措置について赤羽大臣は「人の移動を最小限にするためさまざまな取り組みをしなければならない。改めて、国民の皆さんには不要不急の移動を控えるようお願いする」と述べている。
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