新型コロナウイルスの終息を願い1日夜、全国約160の花火業者が各地で一斉に花火を打ち上げた。「全国一斉悪疫退散祈願『CHEER UP!花火』プロジェクト」と銘打って行われた今回の花火。午後8時、会場に人が密集しないよう日時や場所は事前告知せず、サプライズで実施した。
突然打ちあがった花火に驚く人もいたようだが、偶然目にできた人たちからは笑顔がこぼれていたという。時間にしてわずか5分ほど。しかし、この日の風景は多くの人たちの心に刻まれたようだ。
ブルーインパルス同様にTwitterで批判
長く続いた自粛生活を癒す花火に、称賛の声が多く上がった今回のプロジェクト。しかし、その一方で批判をする人がいることも否定できない。
医療従事者への敬意と感謝の気持ちを示すため、先日行われたブルーインパルスの上空飛行。多くの人たちが感動した一方で、実は批判をする声も多数上がっていた。
●ブルーインパルスが東京の空を飛行もネット賛否「感謝」「勘弁」
プロジェクトの直接的な意味合いは違うものの、根本としては同じ今回の花火。果たして、批判する声はあったのか? 調べてみた。
花火を批判する人たちの声
ツイッターを見ていくと、やはりあった。「花火はコロナウィルスの姿を連想させるから不謹慎だやめろ! 」「医療従事者は花火もブルーインパルスも見ている暇はない」「絶賛していることが気持ち悪い」「今欲しいのは終息を願う花火じゃなくてお金」「海外では痛烈に批判されていて笑う」「なぜ花火が終息を願うの? 」「花火なんて見えや聞こえもしない」など、一定数の批判はあるようだ。
しかし、ブルーインパルスの時と比べると、明らかに数は少ないように思える。その違いは、やはりブルーインパルスは税金、花火は有志、というところにあるのだろう。
ブルーインパルスは税金で
花火は有志
花火も批判する人はちょっと冷静になって欲しい— ヒカル (@warningpunkrock) June 1, 2020