強い口調で批判をした両氏
FC琉球の三上氏は
- 公式発表前に世に出ることに対しての深刻さを受け止めたほうがいい
- これまでこういったことは1度や2度のことではない
- 情報を扱う慎重さと深刻さへの認識で業界のレベルがわかってしまう
- 情報そのものの重要度ではなく、情報を扱うものの成熟度が問われている
- それは個人の問題として片付けることができるかもしれないが、根っこは業界自体の成熟度である
とかなり強い口調でリークを批判している。三上氏はゴールドマンサックス証券出身。情報漏えいに極めて厳しい業界で働いてきた人なので情報の扱いについて相当にデリケートだと思うがビジネスマンの視点からの批判になる。痛烈に批判をしているがいずれももっともな意見である。一方、FC今治の中島氏も「え!Jリーグ再開の対戦カードって発表されたの?」、「方向性の共有、決定、公表。これらは似て非なるものです」とツイートしているが情報が正式発表の前に漏れることで生じるマイナス面をいくつか指摘している。
再開初戦のカードについて原博実副理事長は
- 一部でなんか開幕カードが出てるんだけど…
- 日程くんを回して組んでいく時にクラブには早めに連絡しないといけない
- バスとホテルの手配、テレビ局との交渉、チケットのこともある
などとコメントしており、「それが一部、合っているか分からないけど出てしまった」とコメントしたが歯切れは悪い。例えば「再開初戦のカードは大阪ダービーになるらしい」であったり、「四国ダービーになるらしい」であったり、「札幌はしばらくアウェイ戦が続くらしい」といった断片的な情報のみであるならば漏れるのも理解できるが、Jリーグの日程に関しては全ての対戦カードが漏れており、信ぴょう性も高い。今回、批判の声が出たことで来シーズン以降は「事前の開幕カードの情報漏えい」がなくなるのでは?」と思われる。