「部屋片付けなさい」にイラッ。子どもが反発するNGワード

2020.06.26
 

要点は短く、事実を伝える

image by:Unsplash

:マスク絶対して行かなきゃダメよ。いま、感染が広まっているんだから、必ずして行きなさい。わかったね?

:うるさいな。大丈夫だよ。していかないから。

:何いっているの。あなたがよくても周りに迷惑がかかるでしょう。しない人なんかいないんだから。

:うるさいなぁ。

この親のいい方は、子どもがイラッとする箇所がいくつもあります。たとえば、「絶対」や「必ず」と強めた言葉。「そんなことない」といい返したくなるでしょう。「ダメ」といわれるダメ出しは、「自分=ダメ」といわれているように捉えてしまう可能性もあります。「〇〇しなさい」は命令形になってしまっているため、反対したくなるでしょう。「わかったね」という念押しやダメ押しは「しつこい」と思わせてしまいます。

「何いっているの」は子どもには「バカなことをいっているね」に、「しない人はいない」は「しないあなたは変な人だよ」に聞こえています。「バカ」「変な人」と聞こえたら「うるさい」となってしまうのは当然です。なので、いい方を変えましょう。

外出の際のマスク着用を促すためには、「コロナウイルスの予防に、マスクね」と、短く要点を伝えます。もし子どもが「大丈夫だよ」といってきたら「ニュースでもマスクしてと呼びかけているからさ」と事実を伝えていきます。1度子どもが挑発してきても、同じ土俵に乗らずに短く事実を伝えるのです。これだけで印象が変わりませんか?そう、物はいいようなのです。

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※この記事はby themから転載しました。(初出:2020/06/11)
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