アルコール消毒した手で花火は絶対NG。引火の可能性大の危険行為

2020.07.23
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by 編集部サトシュウ
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各地で大きな被害をもたらした集中豪雨。2020年は例年以上に雨の多い梅雨だったといえます。梅雨明けは7月下旬から8月にかけてとみられ、本格的な夏の到来はもう少し先となりそうです。まだ曇り空が続く毎日ですが、スーパーやコンビニ、ホームセンターでは夏の風物詩ともいえる商品を目にするようになってきました。それは花火。しかし、コロナ禍の今年はある注意をしなければならないといいます。

手指のアルコール除菌をした後の花火は危険

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、私たちは手の消毒やアルコール除菌といった行為を当たり前のようにするようになりました。もちろんこれはコロナ防疫のためにとても大切なことです。ただし、花火を楽しもうとする人たちは、少し気をつけなければなりません。

実は手に使用する消毒液にはアルコール成分が含まれているため、引火性が非常に高いのです。どういうことかというと、ファミリーや友達同士で手持ち花火をやったりする際に、手に消毒液のアルコール成分が残っていると、もし花火の火が接近してきた場合、引火する可能性があるのです。

CNNは全米安全協議会(NSC)の話として、「手指消毒液の60~70%が可燃性のアルコール」であるとし、「アルコールと火を一緒にするべきではない」と警告しています。

実はアルコール濃度が高い消毒液

また、日本でも東京消防庁が今年4月に発表した資料の中で、「消毒用アルコールは、アルコールの濃度が60%以上(重量%)の製品が危険物に該当します」としていて、流通している手指消毒液の中に、危険物にあたる製品があることを示唆。

その上で、「消毒用アルコールは火気により引火しやすく、また、消毒用アルコールから発生する可燃性蒸気は空気より重く低所に滞留しやすいため、取り扱う場合には十分な注意が必要です」と消毒用アルコールの取扱いに注意を促している。

首都圏を中心に新型コロナウイルスの感染が、再び広がっています。マスクの着用はもちろん、手洗いや消毒がさらに重要となってきますが、度数の高い可燃性のアルコールを使用していることを改めて認識する必要がありそうです。

夏を楽しむためにやった花火が大きな事故につながってしまったら大変です。花火をはじめ火の取り扱いには十分気をつけましょう。

source : CNN東京消防庁

image by : shutterstock

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