三浦春馬を誰が殺したか?“犯人”は今日もビールを旨そうに飲んでいる

 

酒のCMで稼ぎながら「コロナ自粛」を訴えるテレビの茶番

年収1500万を当たり前にもらい、自分たちの子どもを塾通い→名門中高一貫校にやりながら、受験競争の批判をするのも、自分の子どもの競争相手を減らすためだとしか思えない。

こんなクソの連中が続ける、コロナ自粛キャンペーン(もちろん、これも死者を増やしている)を信じる気になるほうがおかしいが、それを守らないと、周囲に白い目で見られるようになった。

いちばん白い目で見られるべきなのは、テレビ局の正社員(制作会社の社員は薄給で、テレビ局の人間に搾取されているのは同情する)なのに。

ただ、テレビの報道は、このメルマガを書くにあたってのヒントにはなる。

たとえば、とある朝の情報番組で、無症状の人相手に自費診療でPCR検査を行うクリニックを好意的に取り上げていた。

無症状で、陽性の人との接触もないから当然、保険は利かないが、それでもなぜPCR検査を受けたがるかというと、神経質な人だけでなく、帰省したいので、親戚や地元の人に陰性を証明しなければいけないなどの事情があるという。

感染の可能性の低い人が相手だし、自費診療なので値段はつけ放題だ。

入院患者への面会のためにPCR検査を受けて陰性の人だけという病院があるが、かなりのブランド病院でも33000円だというのに、4万円以上の値段をつけている。

原価を考えると、人の弱みにつけこんでいるとしか言いようがないが、そういう意図を無視して、コロナ対策の一環として、むしろ好意的に取り上げる神経がよくわからない。

ワイドショーが煽る「東大ブランド」に注意せよ

さて、このコロナ騒ぎで久しぶりに児玉龍彦なる東大の名前を使って世間を騒がせる男の名前を目にした。

感染症の研究や治療にほとんど携わったことがないはずなのに、国会の参考人として答弁し、新宿がニューヨーク並みのエピセンターになると危機感を煽っている。

この人は、以前も、放射線の専門家でもないのに、またこれまでの研究領域と全く違うのに、たまたま東大のアイソトープセンターの所長という肩書のときに原発事故が起こったので、放射線の危険を煽り、除染の必要性を訴え、除染の元締めと深い関係にあったことがマスコミに暴露された人だ。

それが、今度は感染症の専門家として登場するのだからあきれてしまう。

東大の威光があれば、専門外のことでも何でも言えてしまうのは本当に怖い。

こういうのが典型的な東大教授に見えて仕方がない。

そして、こういう人のインチキがまったく見抜けないマスコミのレベルは知れてしまう。

モラルがないだけでなく、知識や判断力もない。

そして、こういうでっちあげの騒ぎ(原発事故だって、どれだけ人体に悪影響があったかの検証はほとんどなされていない。福島でがんの増加や子どもの奇形が起これば、大々的に報じられるはずなのに、その手のニュースは聞かない)のたびに、権威と称する人間がそれを利用して、知名度を上げようとしたり、なんらかの利益を得ることだけは確かなようだ。(メルマガより一部抜粋)

image by: PlayIN / CC BY

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高齢者を専門とする精神科医、学派にとらわれない精神療法家、アンチエイジングドクター、そして映画監督として、なるべく幅広い考えをもちたい、良い加減のいい加減男。

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