ところが、民主党の全国大会開催2日目というタイミングで公開されたためか、または報告書の中身が膨大過ぎたためか、アメリカのメディアはまったく報道していないのである。
同報告書によれば、「トランプとその陣営の責任者は少なくとも140回に渡りロシアのスパイと接触し、クリントン陣営の選対本部から盗んだ資料に基づき、ヒラリー追い落としの作戦を構築した」という。
その背景には、トランプが不動産やカジノ・ビジネスに邁進していた頃からロシアのマフィアとのつながりが深く、プーチンとは一蓮托生の関係にあったことが指摘されている。
問題は、現在進行中の2020年の大統領選挙においても、ロシアの介入が継続していることである。
バイデン候補の息子ハンターが絡んだウクライナでの利権疑惑について、ロシアによる情報操作が続いているからだ。
ぶっちゃけ、アメリカの大統領選挙を裏で操っているのはロシアというわけだ。
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