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ナイナイ岡村が結婚で一発逆転!50代で救われる男と破滅する男の差とは?

お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(50)が、22日深夜に生放送されたニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」で、今月10日に結婚したことを発表した。長く独身生活を貫いてきた岡村は、いかにして「結婚」という幸せを掴み取ったのか?岡村は、50歳という人生の大きな節目を迎え、恋愛や結婚に対し複雑な感情を抱いていたとされる。と同時に、一歩間違えば人生の「破滅ルート」に迷い込む恐れもあると見られていたのだ。

ナイナイ岡村、50歳にして30代一般女性と結婚 幸せの絶頂へ

若くしてお笑い芸人として売れっ子となった岡村は、約30年に渡りテレビの第一線で活躍。芸能界という弱肉強食の世界で仕事人間として生きてきた。これまでに真剣に交際した女性はたった一人。しかも東京進出前の大阪時代の話だ。

その反動からか風俗遊びはお盛んで、定期的に通っていたことを公言している。性的な欲求を満たすことに徹し、特定の恋人を作ってこなかった。

それが、大バッシングを浴びることになった「コロナが終息したら絶対面白いことあるんですよ。美人さんが風俗嬢やります。短時間でお金を稼がないと苦しいですから」という、例の失言に繋がっている。
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三菱UFJ信託子会社の50代男性「セクハラ労災」で人生破滅

岡村が50代で幸せを掴んだ一方、同日にこんなニュースも飛び込んできた。

三菱UFJ信託銀行の子会社「三菱UFJ代行ビジネス」に勤務していた20代の元女性社員が50代の男性上司からセクハラを受け、精神疾患を発症したとして労災認定されたという。

男性は女性の上司という立場を利用し、「海外旅行に同行したい」などの恋愛感情を含むメールを何度も送ったり、女性の自宅近くの駅まで付いてきたりした。身体への接触を伴わないセクハラによる労災認定は珍しいという。

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この50代男性上司は既婚者。すなわち、部下である20代女性をしつこく誘い「不倫関係」を迫っていたことになる。

結婚を決めた岡村と、三菱UFJ信託子会社のセクハラ上司。「50代で結婚して幸せになる男」と「50代で不倫に走って破滅する男」――あらためて両者を比較すると、実は共通点のほうが多く、ほとんど差がないことに驚かされる。人生お先真っ暗の岡村を救った、たった1つの「決定的な差」とは何だったのか。

岡村とセクハラ上司の共通点①「日々つのる孤独感」

50代まで未婚を通してきた男性は、岡村のように仕事ばかりしてきた人が多い。ある程度の地位と経済的な余裕も手にした今、突如として寂しさを襲ってくるもの。老後や将来の不安を抱く年齢でもある。

一方、50代の既婚者男性も寂しさを感じている。例えば、30歳で子どもをもうけたら、息子や娘はもう20歳。35歳だったとしても、子どもは15歳。

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手のかかる年齢は過ぎ、成長を続ける子どもとも少しずつ距離ができ始める。妻との夫婦生活もマンネリ化。表面的には家庭円満だとして、心のどこかに寂しさを感じる男性もいて、不倫に走ってしまうことがあるのだ。

岡村とセクハラ上司の共通点②「恋のラストチャンス」

50代ともなればなかなか恋愛する機会もなくなってくる。岡村のように50代でも女性と出会うことができたら、そのまま結婚を考えるのは至極当然。

今の恋愛が最後かもしれない、もう恋愛することもないかもしれないと思えば、男として結婚を機に恋愛から卒業しようという気持ちになるだろう。

一方、50代の既婚者は逆で、「もう一度恋愛をしたい」と思う人が多い。妻との長い結婚生活で、恋愛がどういうものか忘れてしまっている。

女性がよく「燃え上がるような恋をしたい」というが、それは男性も同じ。そうした恋愛を再びしたいと感じるようになり、不倫という間違った行為に走ってしまうのかもしれない。

しかし、両者にとっての「最後の恋」は意味が異なる。なぜなら、結婚に向かう男性は相手の女性で“打ち止め”するのに対し、不倫に走る男性は結婚して既に恋愛から卒業しているはずなのに、もう一度「最後の恋」をしようとしているのだ。いわば「最後の恋アゲイン」を求めている。

一度終わったはずのものを再び欲するのだからタチが悪い。独身時代とは状況や取り巻く環境が全く違う。そんな中で再び恋することを求めてしまったら、後は破滅に向かうだけだ。

岡村とセクハラ上司の共通点③「仕事だけの人生への疑問」

先に述べたように、50代未婚男性は根っからの仕事人間。しかし、50代ともなれば、ある程度人生のゴール地点が見えてくるようになる。

20代や30代の頃は、「趣味が仕事」という言葉を口癖のように言っていたものの、50代になると「このまま仕事だけで人生終わってしまうのか」という気持ちになるだろう。

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そんな時、女性のパートナーがいれば、“結婚”という2文字が現実的なものとなってくるのだ。

一方、50代既婚者男性も結婚はしているものの、家族のために身を粉にして仕事をしてきたのは同じ。

いつの間にか、仕事ばかりの人生になってしまい、既婚者は往々にして「何のために仕事しているんだろう」と感じてくる。

だからこそ、「恋愛を楽しみたい」「危険な不倫を味わいたい」という不埒な願望が生まれてきてしまう。たかが外れる50代既婚男性はとても危険なのだ。

岡村とセクハラ上司の決定的な差「喜ばれる恋かどうか」

同じ50代でも「結婚したくなる症候群」「不倫したくなる症候群」がいるという事実。全く別の人種に見えて、実は本質的には似ていたりする。

しかし、岡村は結婚して幸せを掴み、不倫を試みてセクハラした男性はストーカーに。その結末はあまりにも大きく異なる。

その決定的な差は、その恋が祝福されるか、されないかだろう。

岡村が結婚を発表し、仲間の芸能人たちは驚きつつも、みんなが「おめでとう!」「本当に良かった!」と祝福のコメントを寄せていた。芸能人だけではない、一般の人まで岡村の結婚を誰もが喜んでいる。

対して、セクハラ上司のような、既婚者男性がする不倫は誰も祝福してくれない。喜ぶどころか、多くの人たちを傷つけ、悲しませることになる。不倫をして満足するのは自分だけ。欲望に溺れた末の、ただの自己満足だ。

人生の節目となる50代、その分岐点を見誤ってはいけない。

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image by : ナインティナインのオールナイトニッポン

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