コロナ禍にあって増加しているという、資格の取得を目指す人々。試験をクリアするためには避けて通れないのが「知識の暗記」ですが、できれば効率よく覚えたいものですよね。今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では著者で現役精神科医のゆうきゆうさんが、東大医学部に合格した際にも実践した「最強の記憶術」をレクチャーしています。
どんな知識も5秒で覚える、最強の記憶術!
こんにちは、ゆうきゆうです。
最近、次のような質問をいただきました。
「勉強はどうすれば効率的にできますか?」
「たくさん知識を覚える方法はありますか?」
勉強をする人なら誰しも、より多く・より確実に記憶したいと考えるものでしょう。今回はこの答えとなるお話をさせていただきます。
語呂合わせ
自分はいろんなことを暗記するのが得意だったため、大学受験までうまく行ったのですが暗記のコツとして、「語呂合わせ」を利用していました。
本に書いてあることはもちろん覚えるようにしていましたし、自分でもよくオリジナルの語呂合わせを作っていました。
ここで重要なのは、語呂合わせは「下手でいい」ということです。
うまく作ろうとするよりも、作るという「苦労」を経験してみてください。すると、「これだけ頑張って考えたんだから」と、その知識がよりポジティブに記憶へ組み込まれやすくなります。
例えば医学で「胃」には入口と出口がありますがそれぞれ「噴門」と「幽門」と言います。どちらがどちらか紛らわしくなってしまうので、覚え方として自分が思いついたのは
「噴」(FUN)と「幽」(YU)と頭の文字をそれぞれとってきて
- FUNYU=ふにゅ
何かやわらかいもの(何とは言いませんが)に接したときの「ふにゅ」でした。すると、FUNが先だから入口は噴門、YUが後だから出口が幽門、と確実に覚えることができました。
何を言っているんだと言れかねない、どうしようもない語呂合わせなのですが、自分で考えたので大変覚えやすいです。ぜひ皆さんも、好きな言葉やイメージで語呂合わせを考えてみてください。
きっと記憶に結びつきやすくなりますよ。
「語呂合わせ」を「ビジュアル」で
ここでプラスの方法として、「語呂合わせ」を「ビジュアル」で覚えましょう。できれば絵に描いていただくことをオススメします。
絵は棒人間のような、簡単なもので構いません。「ふにゅ」なら、やわらかいものに棒人間が包まれたところを想像してみるのです。描くのが面倒な人や絵に自信がない人は、もちろんイメージするだけでも良いでしょう。
人間は言葉よりも、「ビジュアル」をより記憶するといわれています。
例えば子供時代の記憶で、どこに行ったかその場所の名前は覚えていなくても、その時の情景やこんな人がいた、ということは、漠然と記憶に残っているでしょう。そのため、覚えたいことをビジュアルで明確にイメージできると、記憶効率が上がると言われています。
- 語呂合わせ + ビジュアルでイメージする
どうか試してみてくださいね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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