<ケース2>効果的な一言が返ってきた時
あなたと彼(彼女)がお付き合いを始めるきっかけになった時を想像してみてください。おそらく、何か「この人だ」と思う瞬間があったのではないでしょうか。
例えば、誰も見ていないのに周囲の役に立つようなことをしている瞬間を見たときとか。同じものを見て、同じ感想だった瞬間とか。
相手にもきっと、あなたのことを「この人だ」と思う瞬間があったと思います。その瞬間というのは、あなたのものすごい武器になるはずです。言うなれば、相手にとってあなたに好意を持つスイッチだからです。それを思い起こさせるようなやり取りをした時。「あー、やっぱりこの人だな」と思うものです。
おそらくあなたも、彼(彼女)と別れた後にコンタクトを取った時、相手の返信を見て「彼らしさ」「彼女らしさ」を実感して、やっぱり復縁したいと思ったことがあると思います。
復縁の道中では、そういうことを忘れてしまい、つい相手に気に入られようと、どうすればよいかと模索してしまいがちです。そして余裕がないため相手がほしい言葉とズレた対応をしてしまうこともあるかもしれません。
そうではなく、あなただからかけられる一言を自信を持って伝えることも大切だと思います。その一言がきっかけになり、相手の好意がフワっと戻ってきたということは多々あります。
<ケース3>変わったなと感じた時
先ほどの2とは真逆のように思えるかもしれませんが、そうではなく、「別れの原因が解消された」ときに、「あれ?」と相手が感じることが多いです。
例えば、別れる間際はネガティブな発言を繰り返していた人が、自然にポジティブな発言をするようになったとか。別れる間際は自分に自信がなく、相手の意見ばかりを伺っていた人が、「自分はこう思うよ」と自信を持って伝えられるようになったとか。または、別れる前は毎日が忙しく自分に構う余裕のなかった人が、急にきれいになった、かっこよくなったとか。
別れる前には、何となく嫌だなと思っていたところが解消されて素敵になっていたことに気づいた瞬間というのは、相手の中で復縁が頭をよぎる瞬間です。
このことを伝えると、会わないと感じてもらえないと思う方も多いのですが、実際はそんなことはありません。ちょっとした会話やちょっとしたやり取りで、相手は敏感に感じていることが多いです。
大きなことなら意識して変えられますが、小さなこと、敏感に感じ取られるような僅かな違いとなってくると、本気で改善していかないと伝わりません。ですから、もしあなたの改善点が伝わらないと思っている場合は、表面上の改善しか出来ていないことが考えられます。
普段から意識して発言、行動など変えていくことで、相手にとってピンと来るくらいに変化は出てくると思います。
このように、復縁が動き出すとき、相手が復縁を意識する時というのは、確実に存在します。もしその瞬間が訪れていないのであれば、これから来るのだと思いますし、まだ出来ていないことがあるのだと思います。ぜひ前向きに考えて、まだまだやれることはある、と気持ちを切り替えて行動してみましょう。応援しています。
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