自分のすべては夫である加藤茶のためにある
夫である加藤茶が「パーキンソン症候群」を患ったことで、綾菜はある大きな一歩を踏み出すことになる。
加藤が復帰できるよう傍で寄り添っていた綾菜だが、同時に「今の自分では何もできない」ということを痛感したのだ。
そこで、綾菜は一念発起。これまで以上に夫を支えるためには何が必要なのかを考え、その専門的な知識の習得に励むことになる。
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2019年11月には「食育インストラクター」の資格を取得。さらに2020年3月には「介護職員初任者研修(ヘルパー2級)」、9月にはその上の『介護福祉実務者研修』(ヘルパー1級)にも合格した。
すべては「85歳まで仕事したい」という夫の夢を叶えるため。
77歳になった今でも魚や野菜を食べない加藤に対し、いかに体に良い栄養をとらせるか腕を振るう毎日。とんかつの画像を公開しただけで、「加トちゃんを殺そうとしてる」と揶揄されたことがウソのような日々だ。
夫である加藤のサポートを経て、誰かのために生きる人生は、自分の喜びに繋がると感じるようになった綾菜、最近では介護のボランティアにも積極的に参加している。
そんな妻の姿を見て、加藤も大いに喜んでいるという。
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毒妻から180度変わった“良き妻”としてのイメージ
綾菜は自分の父親よりも年上な夫を「ちーたん」と呼び、ドリフ世代の綾菜の実父は義理の息子である加藤のことを「加トちゃん」と呼んでいる。これだけ年の差があれば多少のトラブルはありそうなものだが、親子関係はまったく問題ない。
かつてあれだけ受けていた誹謗中傷はウソのように収まり、今では芸能界きってのおしどり夫婦の呼び声も高い加藤茶&綾菜夫妻。
結婚したばかりの10年前、綾菜は「芸能界でも確固たる地位を築いている加トちゃんの奥さんだから」という理由で頑張りすぎていた。
きれいでいなければならない、身だしなみを整えておかなければならない、と強く思い込みすぎて、結婚当初は空回りしていたのだ。
そんな苦労した時期を経て、今や綾菜は良き妻の代名詞になりつつある。
最近では夫を献身的に支える妻として多くのメディアでも取り上げられるようになり、年の差婚ならではの料理の秘訣やコミュニケーションの取り方など、“綾菜流”の考え方や生き方が注目されている。
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加藤は85歳まで仕事したいということを目標に掲げているが、妻・綾菜のサポートがあればさらに年齢を重ねていっても何ら不思議はない。