女性蔑視を許さず。二階幹事長をわずかに譲歩させた稲田朋美議員の声

 

私も何度も経験してきたことです。先日、女友人と話をしていたら、こんなことあった、あんなことあった…と、お互い、経験談がいくらでも出てきます。

男性多数の中で、セクハラ発言で笑いをとる人がいて(最近は、ちょっと巧妙になって、「こんなこというと、セクハラだなんていわれちゃうけど…」なんて、予防線を張りながら言うことも…)、大抵、そういう発言をする人は、そのメンバーの中で力がある人ですから、男性たちは、本心はどうかわかりませんが、笑って聞いています。少数の女性たちもつられて笑っている…。その状況の中で、何も言わなかった自分が思い出されます。

あまりにひどいので、「今の発言、アウトですよ」と言ったときも、場の雰囲気を壊さないようにソフトに言っていたな…。あれじゃ、相手にきちんと届いていない。でも、あの場で、どう言えばよかったんだろう…と。

今の若い人たちが、少しでも女性蔑視や差別を感じる発言には、その場で、きちんと不快感を示して、発言を撤回させているのを見て、こうしなくちゃいけないんだ…と考えさせられます。

そもそも、女性の力を活用しないのは、大きな損失です。場の空気を読む「わきまえた女」だけを望む形だけの男女共同参画。それでも、その中に入って行くために「わきまえた」ふりをしてきた女性たち…この構図をいいかげん終わらせるチャンスです。

image by: 稲田朋美 - Home | Facebook

廣田信子この著者の記事一覧

マンションのことなら誰よりもよく知る廣田信子がマンション住まいの方、これからマンションに住みたいと思っている方、マンションに関わるお仕事をされている方など、マンションに関わるすべての人へ、マンションを取り巻く様々なストーリーをお届けします。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 まんしょんオタクのマンションこぼれ話 』

【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

print
いま読まれてます

  • 女性蔑視を許さず。二階幹事長をわずかに譲歩させた稲田朋美議員の声
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け