独立記念日をターゲットに急ピッチ。米国の最新ワクチン接種事情

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新型コロナウイルスワクチンの接種が急ピッチで進むアメリカ。バイデン大統領は独立記念日の7月4日に親しい家族が集まることを可能にすると鼻息が荒いようです。今回の『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』では、NY在住の人気ブロガーりばてぃさんが、いまアメリカで関心を集めるニュースを紹介。ワクチン接種事情のほかに、ブロックチェーン技術を使うことで複製できないデジタルアートが、約75億円で落札されたという驚きのニュースについて伝え、自身の考えも述べています。

アメリカのワクチン接種事情

(1)アメリカでのコロナワクチン接種、5月には一般の人々も接種できるようにする Byバイデン大統領
Biden’s May 1 deadline: How will US make more COVID vaccine shots available in less than 2 months? – ABC7 San Francisco

すでに2ヶ月を切ってますが、5月1日までに18歳以上の人には接種資格が与えられるようにするという目標がバイデン大統領によって掲げられました。5月1日までに全員が受けるという話ではありませんがかなりの急ピッチなので、実現したら奇跡的かもしれません。

というのも、当初は夏、もしくは秋になると言われてましたし、今だに接種するために長蛇の列に並ぶ必要があったりするので接種状況は順調とは言えないのです。でも強い意志を持ってすすめるぞ!ということなのでしょう。

なお、現在、NY州では先生方、60歳以上などが接種可になっています。友人にも接種済みの方々が増えてきましたし、私の住むアパートのオーナーの老夫婦、その一番上の娘さんも接種済みとなりました。高齢者が接種後に亡くなる話はアメリカでも出ているので、何事もなくて本当によかったです。

(2)7月4日の独立記念日は親しい家族で集まれるようにする Byバイデン大統領
Covid pandemic: Biden eyes 4 July as ‘Independence Day’ from virus – BBC News

上記ニュースを受けて、アメリカ人にとって非常に重要な記念日である独立記念日は、昨年は自粛を求められましたが、ワクチン接種をしていれば親しい家族などで集まれるようにしたいとのこと。

(3)NFTアートに注目!?

老舗オークションハウスのクリスティーズが初のNFTのオンラインオークションで、アーティストのBeepleの5000枚のデジタル画像を使った作品「The First 5,000 Days」が3月11日に約75億円で落札!
Beeple NFT Sells for $69.3 Million at Christie’s – ARTnews.com

日本でもニュースになっていますが、アメリカではアート業界と仮想通貨業界でここ数週間話題になっているのが、NFT。NFTとは、Non-fungible tokenの頭文字をとったもので、代替できないトークンという意味で、日本語では、「非代替性トークン」と訳されています。

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