子どもが経験する初めての挫折。プロが教える「親がやってはいけない事」

 

パピーさん、アドバイスありがとうございました。

パピーさんがおっしゃる通り、私はポジションを奪われてしまった息子がかわいそうで、子供よりも私が落ち込んでいました。子供の挫折と言いながら、絶好調だった息子が変わっていく様子におろおろしてしまい、なんとか復活させたいと悩んでいました。

言われてみると、子供の落胆は、私がそうさせていたと思います。もっと早くに相談していたら、と思うと悔やまれます。

私は、K君が来なければよかったのに…とか、監督さんにお願いして戻してもらうことはできないか?とか、やめないように叱るべきなのか、それともやめると言ったらその意思を尊重してあげた方がいいのか?と、そんな事ばかり考えていました。

いえ、考えていたというより、何とか元の息子に戻ってほしくて「バックスでもベンチよりずっとましでしょ!」と言ったり、「試合に出れない子もいるんだから出れるだけありがたいと思いなさい」と叱っていました。子供の気持ちを考えていないですよね。反省です。

結局「どうせ俺なんて」とすねたり「俺が辞めれば控えの子が選手になれる」と言ったりして、言えば言うほど逆効果でした。

ですからパピーさんの「それってチャンス」の言葉は目から鱗で、「こういう言い方があるのか?!」と驚くとともに、「もし自分だったら、こんな風に言ってもらえたら全然違う気持ちになるな~」と、心から納得でした。

お返事を頂いてすぐに「サッカーの詳しい人に聞いたら、いろんなポジションをやるのはラッキーな事らしいよ」と話をし、「どんなポジションでもチームの大切な一員。お母さんは鼻が高いし、頑張るあなたが好き♪」と言っておきました。

内田選手や長友選手の事を調べたり、ご紹介いただいたネットの記事も、動画も子供に見せました。特に動画は、何度も見直し、同じように挫折を味わったサッカー選手の動画を自分でも調べて見ていました。

もう遅いかもしれないと思っていましたが「どんな人でも挫折をしている」という事実は、子供の気持ちの持ち方を変えてくれたみたいです。

後は、私が先入観を捨て、頑張る姿を認め、応援するようにすることですね。

「子育ての中での一つのチャンス」「親が頑張る時」ともあったので、私も気持ちを引き締めて、できる事をしようと思います。頑張ります!

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