80%が不信感。フィリピン人がコロナワクチンを打ちたがらない訳

 

セブについて言えば緩和されてはいるが隔離政策下で、新規感染者が抑えられてきていることもあり、恐らくこのまま静かにしてれば、コロナはなくなるんじゃないかと思っている人間が大多数なんだと思う。でもさあ、忘れてるかもしれないけど君たち。観光大国なのさ、セブは。このまま観光客を受け入れないつもり?

「よっしゃ俺が見本だ!」と思ったのか、ドゥテルテ大統領。

寄贈が発表されていた中国のシ〇ファーム製のワクチンを接種。「俺がうったぞお!!」と写真付きで大々的に発表するも、同社がフィリピン食品医薬品局にこのワクチンの緊急利用承認を正式に申請していないことが発覚。国内で大統領のこの行動に対して批判を招いてしまった。慌てた大統領は記者会見でこの行動を謝罪。同時に駐比中国大使にワクチンの寄贈を撤回するよう申し入れたとのこと。

ドゥテちゃん、だめじゃん。そっちの順番も守らないとねえ。

著者/トム爺(「ビサヤン天国 ―体力と忍耐と―」連載。フィリピン・セブ在住)

image by: Michael D Edwards / Shutterstock.com

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