そして今回6月7日の徴用工判決。2018年の大法院判決をまたまた180度ひっくり返した判決が出された。大統領府の顔色を見てこんな判決を出したのではなく、裁判官が自分の仕事に忠実に従った結果の判決なんだ、ということであってほしいところだが。徴用工の銅像なども作り(実はあの像は、徴用工となった韓国人がモデルではなく、炭坑で働く日本人がモデルとなっていることが証明されているのだけれど)、「ひどいことをする日本人」のイメージをこれでもかというくらいに造成していった流れがあったが、今、その原告らの言い分を却下する判決を、ソウルの裁判所は出した。法と常識に則った判決なのだが、上述のように、判決をめぐっての逆風が吹き荒れているのが現状だ。日々に「正義連」などの反日団体らが主導して、今回の判決に対する猛攻撃を繰りかえしている。どうなっていくかは今のところ誰にもわからない。(無料メルマガ『キムチパワー』2021年6月11日号より一部抜粋)
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