本当は怒りたくない。子供へのイライラは、コレを続ければ和らぐ

 

キキララさんには、幼少期の頃にあまり褒めてもらえなかった、という過去や、ご自身があまり子供と関わるのが得意ではなかったこと。2人のお子さんがいらっしゃるので、1人を褒めると「私には褒めてくれない」と言われたり、アドバイスと思って話をしても「そんな事言われたくなかった」と返って怒らせてしまったり、「どうせ私はバカだからいつも怒られる」と言って卑屈にさせてしまったり、悩みは尽きない状態でした。

まずキキララさんにお伝えしたのは「川の流れ」のお話です。

私たちは親に育てられ、その親の育て方を見て成長してきました。私たちにとって参考になるのは、その親の育て方であって「褒める事をしない」育てられ方をした方は、やはり、子供を褒める事はなかなか難しくもあります。

ですが、ご自分がそのように育てられたからといって自分も同じように子育てをした場合、子供も自分と同じような気持ちで成長し、自分と同じような性格を持って大きくなります。

それは川の流れと同じように、流されるままでいたら河口にたどり着いてしまうのと同じことなんですね。なので「このままじゃよくない」と気づいたのなら、そこで川の流れに逆らって泳がなくてはなりません。

でも川の流れ(親の影響や自分が育てられた経験)はとても強くて、逆らって泳ぐことはとても大変だし、なかなか前には進めません。それでも上流に向かって少しずつでも泳いでいくと、自分にも力がついてくるし、水はどんどんきれいになってくる。そして上流にたどり着いた時には、今までに見た事がない景色が広がっているんです…という話です。

これってもちろんファンタジーではなく、まったくの現実で、その為には「継続」が必要ですし、即効性はないのですね。

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