もちろんキキララさんにも、すぐの変化はありませんでした。
そしてキキララさんご自身も「後悔をして、自己嫌悪に陥り、自分はダメな母親なのだと考えてしまう」と書かれていましたので、ご自分を褒め、それを記載しておくこと、子供たちも「私の事は褒めてくれない」とひがんだりするようなので、メモ程度でいいから、どんな事を褒めたのか、それを書いてみるようにお願いしました。
又、アドバイスって、本人が答えを求めていない時は「指摘」になってしまう事、話の腰を折らず、聞いてあげるだけで安心するんですよ、ともお伝えしました。
そしてもう一つ。
「“怒る”って…なんの為にするのでしょう?」ともお聞きしておきました。私が正解をお話しするよりも、ご自分で考えて頂くことの方が印象に残る場合があります。
そしたら、その後、キキララさんに変化が訪れたんです。頂いたメールにはこうありました。
先日メールを頂いた直後から「怒ることの意味」について意識するよう心がけて生活しましたところ、普段はすぐにイライラしてしまうところがイライラしなくなり、注意する時も穏やかに「〇〇だから~しようね」と言えている自分がいました。そうすると、いつもは反発する子供たちが素直にお手伝いをしてくれたり、何度も言わなくても動いてくれたりと。
まだ数日しか経っていませんが、自分の接し方で子供はこんなに変わるのか…と感心してしまうほどでした。すごいですね!
体調がすぐれない時はイライラしがちな私ですが、この「怒ることの意味」をしっかりと考えながらこれからも生活していきたいと思います。
この時は「これが継続できるといいな~」と思っていたのですが、どうやらその“いい感じ”が続いているようです。その後、こんなご報告も頂きました。