バイデン大統領の目標とする7/4までに最低1回はワクチン接種済みの成人が7割に達する州や市は?
バイデン大統領が提示したワクチンの接種目標がありまして、7/4までに成人人口の7割が最低1回のワクチン接種を済ませること。
すでに州や市単位では達成済みのところがいくつも報じられています。詳細は以下のとおり。
州ごとの達成率:
- 80%超えがバーモント、ハワイ
- 75%がコネチカット、メイン、ニュージャージー、マサチューセッツ
- 70%がロードアイランド、ニューハンプシャー、ペンシルバニア、ニューメキシコ、メリーランド、ワシントン、カリフォルニア
逆に低い州は、
- 44%のミシシッピ
- 50%のアラバマ、ルイジアナ、ワイオミング
ご参考:
● These Fourteen States Have Already Reached Biden’s July 4 Vaccine Goal
市ごと:
- 80%弱がシアトル、サンフランシスコサンノゼ
- 70%超がポートランド、デンバー、サンディエゴ、エルパソ
なお、8割近くまで達成している市や州は2回までの接種完了率も非常に高くなっています。
ご参考:
● These cities have reached Biden’s 70% vaccination goal — and beyond
なお、アメリカ全体では64%超です。
NY州も市もワクチン接種が進んだことで完全なる経済再開となりましたが、ワクチン接種率の高いイギリスがロックダウン最終段階の緩和を延期しているのが気になるところです。
主な理由はインド型変異種のデルタ株を警戒したからと伝えられていますが、当然この点はアメリカでも懸念されていまして、度々ニュースでも取り上げられていまして動向に注目が集まっていますが、NY州の陽性率は現時点では減少傾向。
現時点ではデルタ株などの変異種にもワクチンは有効との研究結果が出ているとおり、効いているということなのかもしれません。
経済が完全に再開となったNYでも変異種については引き続き警戒していくことになります。なので、公共交通機関などはいまだにマスク着用なわけです。
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image by: lev radin / Shutterstock.com