便利な世の中になりました。テクノロジーの発達で、身の周りの室温をいろいろコントロールできるようになった。でも、カラダがそれを望み喜んでいるかといえば、どうなのかなぁと。梅雨のジメジメした湿度や、夏の気だるい暑さに負けないように、十分体を使い切ってみたいっていう欲求を持っているんじゃないかと、僕なんかは思っているわけです。
もちろん近年の異常な気象状況では、人のカラダのキャパを超えていることもある。それでも足首一つ、便利な靴に覆われて過ごし慣れて、使いこなすことを忘れることで体調不良を起こすなら、積極的に使ってあげることはこれからも必要なんじゃないかと思います。
肩や腰だって、シッカリ十分に曲げ伸ばしする機会を作ってあげることで、本来の身体機能を取り戻すきっかけづくりになったりして。効率よく仕事するばかりでなく、カラダの余地を刺激するような余暇の時間も楽しんでみてください。それで体調が少しでもよくなら、それはきっと養生の達人に近づいているってことですよ。
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