“ポスト嵐”からもわかる ほぼ絶望的な活動再開
嵐ファンにとって一縷の望みを託した「東京五輪での一時的な活動再開」。しかし、そのハードルは想像以上に高く、再集結がいかに現実的でなくなってきているかを叩きつけられる結果となった。
すでにジャニーズ事務所やテレビ局ではポスト嵐の動きが加速しており、その一番手と目されるKing & Prince(キンプリ)が今年の秋から日本テレビでレギュラー番組を持つことがほぼ確定しているとみられている。
まだ正式発表はないものの、5月23日にパイロット版として放送された地上波で初の冠番組『King & Princeる。』(きんぷる)がレギュラー化される見通しだ。日刊大衆が報じた。
キンプリは今年の夏に放送を予定している『24時間テレビ』のメインパーソナリティへの抜擢も決定していて、日本テレビが本気で嵐の次のスターに育てようとしていることがうかがえる。
「こうした動きが加速する背景には、嵐の再集結がほぼ絶望的だとテレビ局側が判断した側面があります。いつまでもあるかないかわからない活動再開を待っているわけにはいきません。ポスト嵐を育てるのは事務所もテレビ局も急務ですから、今度はもっとわかりやすく活発化していくでしょう」(前出・芸能記者)
嵐メンバーそれぞれの動きだけではなく、周りの状況からみても活動再開の難しさはわかるようだ。
【関連】小林麻耶が今度は教祖に?離婚秒読みで夫からの“子宮系”洗脳卒業、開眼して自らのスピ確立目指すも心配の声
『嵐ジオ』の限定復活だけがファンの喜び
ファンにとっては複雑な話題ばかりが目につくが、そんな中嬉しい知らせもあった。
2020年10月から12月にかけて嵐のファンクラブで配信されていた音声コンテンツ『嵐ジオ』が限定復活することが、今月16日に告知されたのだ。
『嵐ジオ』とは、ファンクラブ会員限定の音声コンテンツで、ラジオのような雰囲気で5人のトークを聴けることから、ファンからも人気が高かった。
今回は7月28日にライブ映像作品『アラフェス2020 at国立競技場』が発売される記念として配信されるという。
限定復活する『嵐ジオ』では櫻井翔&松本潤、二宮和也&相葉雅紀の2組に分かれてトークするといい、嵐ファンにとっては久々に明るいニュース。実際に2組の愛称である「翔潤」「にのあい」がツイッターでトレンド入りするなどの反響があった。
「大野さんがいないのに『嵐ジオ』復活は微妙というファンもいたようですが、それを抜きにしても嬉しい報告でしょう。今のところ配信日は発表されていませんが、ファンクラブではメンバーに聞きたいことや相談したいことなどの募集が行われました。嵐のラジオが復活したようなお祭り騒ぎで、かなりのメッセージが届いたといいます」(前出・芸能記者)
【関連】中居正広が事務所独立を大後悔!? キムタク海外大作ドラマ大抜擢の影で番組打ち切り連発のリーダー、明暗くっきり元SMAPの2トップ
嵐のメンバーもすでに全員がアラフォー世代。たとえこの先バラバラになったとしても、ファンのことだけは決して忘れることはないだろう。