【サーチ&リサーチ】
*ツインバードは実に多種多様な製品を作っている会社のようだ。ホームページを見ると「調理機器」から「照明機器」「生活家電」「AV機器」まで、6分野にわたる商品群が紹介されている。
*記事で紹介された商品は、以下の12点ほど。
- コンパクトなベッドライト
- コンパクトなスリム型掃除機
- スマホ充電用に使えるライト
- ヘッドスパ業界権威の指の動きを再現したヘアケア家電
- 低糖質パンが焼けるホームベーカリー
- フローズンスイーツメーカー
- ポータブル電子保冷保温ボックス
- スチーマー(枝豆と一緒に売る)
- 微風が可能な扇風機
- 全自動コーヒーメーカー
- 眼鏡の超音波洗浄器(家庭用)
- センサー付きフラット電子レンジ
●uttiiの眼
この会社、普通の白物家電、洗濯機や冷凍冷蔵庫(据え置き型)も作っているが、やはり目立っているのは「スキマ需要」「ニッチ需要」に応えようという商品。しかし、ニッチな要求に応えるのには突破しなければならない技術的課題がそれぞれにあり、その延長線上に巨大な公的需要さえ控えていたというのが、今回のワクチン運搬冷凍庫を巡る出来事。
コロナ禍で「うちご飯」への流れが強まったこの1年半の傾向は、強まりこそすれ、弱まることはないだろう。すると、パンを家で焼いたり、豆から挽いた珈琲を飲むようになったりするなど、ポータブル冷凍庫以外のニッチ家電の需要も次第に高まっていくことが考えられる。
【あとがき】
以上、いかがでしたでしょうか。ワクチンを運ぶ冷凍庫を作ったのが、パナソニックでも東芝でもなく、シャープでもなかったというのは、よく考えなければならないことだと思います。
量販店などに行くと、あまり名の知られていないメーカーの商品がかなりたくさん並んでいて、以前とは様変わりしたなと思ってはいましたが、どこか「技術的に大丈夫だろうか?」と少し不安になることも多かったのです。でも、製品の完成度を高める技術を含めた総合的な技術力という点で、意外に大メーカーと比べて遜色ないものを出しているのかもしれません。
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