血迷った日本政府。政治家の“人災”で感染爆発も「命の選別」表明の何サマ

 

そもそも今入院している中等症2以下の患者はどうするのか。放り出すとでも言うのか。放り出して重症化したら救急搬送で再入院、そんなバカなやり口があろうか。大体、現時点の東京でも1日二百数十人の救急搬送患者のうち無事入院できているのは半数にも満たない。それも何時間もたらいまわしにされた後にである。自宅療養中に重症化したら(瀕死になったら)まず助かる道はない。

敢えて悪意をもって政府のやり方を解くと、もはや「(多数を)どう助けるか」というよりも「(少数を)どう死なせるか」を考えているようにも読めはしないか。僅かこの1ヶ月で1000人の自宅療養者が一気に12倍の1万2000人である。今までのことを考えても、この事態を前に我が政府が無策状態に陥っても何ら不思議ではない。実際、今頃になって「ロックダウンという措置に関して憲法改正から議論すべきである」などと言い始める議員が出る始末である。憲法改正?何年掛けるつもりか!呑気なもんだ。

「ああ、そう言えば、お偉い先生方は既に2回目のワクチン接種を終えているから死ぬ気づかいなどないか」。これくらいの嫌味なら言ったってバチは当たるまい。

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ここにあるエッセイが『8人ばなし』である以上、時にその内容は、右にも寄れば、左にも寄る、またその表現は、上に昇ることもあれば、下に折れることもある。そんな覚束ない足下での危うい歩みの中に、何かしらの面白味を見つけて頂けたらと思う。

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