木村拓哉がジャニーズ退所を決意か。メリー氏死去で事務所は大荒れ、独裁“タッキー王国”邁進で始まる「J神話の崩壊」

2021.08.18
by tututu
 

メリー氏の死去で滝沢秀明の“独裁”が始まる

「ジャニーズの母」として多くのアイドルを育ててきた藤島メリー泰子氏。たのきんトリオや少年隊を育成したその手腕は計り知れず、群を抜くプロデュース力を持っていた。

ジャニー氏が2019年に死去したことを機に、同年9月には藤島ジュリー景子氏が事務所の新社長に、滝沢秀明氏が副社長に就任。メリー氏は副社長から会長に、昨年9月から名誉会長となっていた。

滝沢氏がタレントの発掘やプロデュースをメインに行い、組織経営をジュリー氏が見る。このジュリー&タッキーの2本柱体制は、かつての「メリー&ジャニー」体制をほうふつとさせる。

「滝沢副社長が大切にしているのはこれまでの功労者である年輩ジャニーズではなく、ジュニアなどの若いタレントたち。自分に近い世代や上の先輩たちのことははっきりいってもうどうでも良く、今後力を入れることはありません。良い言葉でいえば放任主義、悪い言葉でいえば勝手にやってという状態です」(前出・芸能記者)

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滝沢氏が目指しているのは、かつてジャニー氏が築いてきたようなアイドル王国。そのためJr.の育成に力を注いでいて、すっかりタレント化してしまったジャニーズたちに興味はないのだ。

「一方、ジュリー氏が注力しているのは不動産などの資産管理です。もともと母であるメリー氏が株式投資を信用せず、節税の意味もあって不動産を買い集めていました。都内に30以上の優良不動産を所有しているといわれ、その資産総額は500億円近いともささやかれています」(前出・芸能記者)

もう芸能だけで稼ぐ時代ではないと理解しているジュリー氏、それだけに自らが本腰を入れてタレントをプロデュースすることは今後ないだろう。

メリー氏の死去で本格化していくジュリー&タッキー体制。しかし、その実は滝沢秀明氏の“独裁”にも近いような形となるかもしれない。

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今、ジャニーズは辞めやすい!?退所者が続出する懸念

ジャニー氏が亡くなった2019年7月以降、ジャニーズ事務所を離れたタレントは大勢いる。

同年9月には関ジャニ∞の錦戸亮(36)、2020年3月には元SMAPの中居正広(49)、同年6月にはNEWSの手越祐也(33)が退所した。

また、少年隊の錦織一清(56)と植草克秀(55)が同年12月に事務所を去った理由は象徴的で、ジャニー氏の死去と多いに関係があった。

今回、メリー氏が亡くなったことで、同様の現象が起きるのは明らかだとみられている。

「メリー&ジャニー体制が完全になくなりましたから、ジャニーズ事務所にいる意味を考え始める人が多いと思います。特に30代以上の年輩ジャニーズたちは複雑な心境でしょう。今やジャニーズという看板を必要としない人たちもたくさんいますから」(前出・芸能記者)

とはいえ、ジャニーズ事務所を去ったことで、成功している人もいれば失敗している人もいる。そのあたりのリスクをどう判断するかが重要だ。

「実は今、以前と比べてジャニーズを辞めやすくなっています。というのも、公正取引委員会が事務所に注意したおかげで、ジャニーズがテレビ局に圧力をかけづらくなっています。中にはそうした背景をプラスに考える人たちも出てくるでしょう」(前出・芸能記者)

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2人の偉大な創設者がいなくなったことで、大きな変革期を迎えているジャニーズ。これからどんな事態が起きても不思議ではない。

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