もうひとつ。
妹・都司子さん 「週1回、金曜日に出してるカレーに入ってるのは、残りもんばっかりや。肉じゃが、筑前煮、高野豆腐の残り汁を入れるから、毎回味が違う。それでも、お客さんは納得してくれてるのかぁ~。私はカレー好きやないから、食べへんけど」
2人の話し方には、やはり大阪人の血が流れています。最後には、必ずオチをつけようとします。
お客さま曰く、「このお店の良さは、味とお母さん。いつ来ても飽きません」。
お客さまが減っているいま、「忙しくないけど、その分、お客さんとゆっくり会話できるのが嬉しい」と、常に前向きな姿勢が感じられます。
このお店の素晴らしさは、2つの「味」。「料理の美味しさ」と「お母さんの味」ではないでしょうか。
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