(9/8)…………………● timeless
Yeah, but I’m timeless .
「ああ、でも僕は歳を取らないんだ」
〈解説〉
スタジオ配信で初めてゲストとして呼ばれた、俳優仲間のMartin Short DishとSteve Martin。Martinが、冗談でSteveを年寄り扱いをしたとき、Joy が”Wait a second he is not that much older than you.”「ちょっと待ってよ。あなたとそれほど歳が変わらないじゃないの」と言ったことに対しての、Martinの返答。
timelessは「時を超越した、不朽の」という意味。つまり「僕は歳をとらない」ということ。
「歳をとる」と表現するときは、get old/older、grow old/olde 、あるいは動詞ageを一般的に用います。なので、timelessはとてもユニーク。ちなみに、timelessはagelessに置き換えることができます。
(9/9)…………………● for the world
I wouldn’t miss for the world .
「何があっても絶対に来るよ」
〈解説〉
マーベルの初のアジア系ヒーロー映画 “Shang Chi”の主人公、スーパーヒーロー役のSimu Liuがゲストで登場。Thanks for coming.「来てくれてありがとう」とWhoopiに言われたSimuが、Are you kidding me?と言った次の言葉。
Are you kidding me?は「冗談でしょう?、からかっているの?」という意味。
I wouldn’t miss for the world.は決まった表現で、「絶対にこの機会を逃さないよ→何があっても絶対に来るよ」という意味になります。このまままるごと覚えてしまいましょう。missは「(機会などを)逃す」、for the worldは「断じて、決して」。
なお、Are you kidding (me)?とmeを省略する場合もあります。kidは、動詞で「からかう、冗談を言う」。
(9/10)…………………● good sport
She is a good sport for taking one for the team.
「彼女は、周りのためならなんでもやるノリのいいひとよ」
〈解説〉
Guest co-hostのStar JonesをJoyがこのように紹介しました。Starは、なんと米国弁護士、ジャーナリスト、ファッションデザイナー、著者、テレビタレントだそうです。多彩な人がいるものです!
good sportは「あまりいい状況でなくても、前向きで潔い行動をとれる人」という説明が辞書にはありますが、会話で使っているところから判断すると「ノリがいい人」という感じがします。これやってみよう、あれやってみようと提案されて、「うん、いいよ!」と二つ返事で行動する人です。仕事でも遊びの場面でも使います。
そういえば、私が20代の後半、ギリシャのCorfu島でパラセーリングに独りで挑戦したとき、アメリカ人の仲間に、You are a good sport!と言われたことがありました。残念ながらそのときは、意味が分からなかったんですけど(苦笑)。
take one for the teamは「チームのために自ら進んで嫌なことをする、犠牲になる」という決まった表現です。語源は、野球で打者がチームのために、犠牲バントをする、あるいは、犠牲フライを打つことから。
他にも以下のように使います。↓
I’m more than willing to take one for the team !
「僕はみんなのために喜んで犠牲になるよ」
more than~は「単に~にとどまらない、この上なく~」、willing to~は「~するのを厭わない、~する用意がある」。
毎回「生きた英語」が学べる大島さくら子さんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ
image by : Shutterstock.com