教材はアメリカの人気テレビ番組!生きた英語を早く身に付ける方法は?

 

(9/7)…………………● drop ~ off at …

I dropped my baby off at college.
「私の息子を大学に送り出してきました」

〈解説〉

Sunnyの息子が大学生になりました。18歳とか19歳でも、ママにとってはベイビー。でも、実は、babyには「赤ちゃん」という意味以外に、「末っ子、愛する人、大切な人」という意味があります。彼には妹がいるので、ここでは「愛する人、大切な人」という意味で使っていますね。

さて、drop ~ off at …は「~を…で降ろす」。つまり、車で送っていったということ。ここでは「送り出した」と意訳しました。

この表現、タクシーなどに乗って「ここで降ろしてください」と伝えるときにも使えます。↓

Can you drop me off at the station?
「駅で降ろしてもらえますか?」

他にも、こんな風に使えます。offは省略してもokay。↓

Where should I drop you (off)?
「どこで降ろせばいい?」

この前置詞offは[離れていく、切り離される]イメージですね。

(9/7)…………………● gap year

He took a gap year before going off to college.
「彼は大学に進学する前に、ギャップイヤーを取っていたの」

〈解説〉

同じくSunnyの息子の話です。gap yearとは「高校卒業後、大学入学資格を持ったまま、1年間遊学できる制度のこと。聞いたことありますか?

gap year activities「ギャップイヤーに行う活動」として、

  1. travel or work abroad「海外旅行や、海外で仕事」
  2. au pair「オーペア」
  3.  internships「インターンシップ」

などが挙げられます。

au pairは「外国語習得を目的として、住み込みでその家の子どもの世話をする人」のことです。若い女性がau pairとなる場合が多く、少額ですが賃金も得られます。フランス語で、発音は〈オゥペア〉。

私がイギリス留学中に知り合ったドイツ人の友人は、アメリカで1年間au pairとしてホームスティをしたと言っていました。また、オランダ人の友人の娘はコロナになる前、オーストラリアで約半年間au pairとして働いていました。すごくいい経験になったそうですよ!

なお、一般的にはbabysitter「子守り、ベビーシッター」やnanny「子どもの世話をする人」を用います。

(9/8)…………………● NUNYA

I just say NUNYA!
「大きなお世話!」

〈解説〉

女優Lisa Rinnaの娘America Hamlinが、タレントのScott Disickと別れたことにたいして、Lisaがvictory danceを踊って大喜びしたとか。Scott Disickは、評判悪いようですね。

そこで、誰と付き合うか、どこまで家族の承認が必要かについて、co-hostたちがディスカッション。基本的に、Whoopi以外の全員が、最終結論は自分で出すとしても、家族の意見を参考にするというような話をしていました。

ここで、Whoopiがたまらず言った言葉が”I just say NUNYA!”

さて、NUNYAって、どういう意味かわかりますか?Co-hostたちも、”What did you say?”「なんて言ったの?」と、一瞬わからなかった様子。これは、none of your business「あなたには関係ない、大きなお世話」を短くして作った語。私も初めて聞きました。Whoopiの造語かな?businessは「(個人的な)事柄」。

また、以下表現もよく使います。↓

Mind your own business .
「自分の世話をしなさいよ→大きなお世話」

mindは「面倒をみる、世話をする」。

なお、victory danceは、そのまま「勝利のダンス」。嬉しさを表現する言葉で、happy danceとも言います。本当に踊るわけではなく、踊りたくなるくらい嬉しいということ。でも、実際に、思わず踊り出す人もいます。

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