敏腕コンサルも経験した、“もがき続けた先”にしか見えない「新しい道」

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どれだけ努力しても、どれだけ真面目に取り組んでも、なぜか結果が出ない――。そんな時期に苦しんでいる方もいるかもしれません。メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』の著者であり、経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭も執る菊原さんは、自身が経験した『どん底のタイミングから新たな道を見つける方法』を語っています。

もがき苦しんでいる時、突然“新たな道”が見えてくる

営業スタッフ時代のこと。

私が最も苦しんだのは「接客時間の短さ」だった。

お客様が来店する。

名刺を渡しながら挨拶をする。

そこまではいい。

その後、リビングに入り「このお部屋ですが広く感じませんか?それにはこういった理由があり・・・」といったトークを始める。会社でたたき込まれたマニュアルトークだ。

そのトークが終わらないうちに“お客様が他の部屋に移動”してしまう。

普通の営業スタッフだったら「この話には興味がないんだな」と判断するだろう。

しかし私はそのまま続ける。

目の前のお客様が見えておらず「とにかく当社のメリットを伝えなくては」と思っていた。

お客様はどんどん移動してしまう。

とにかく時間が足りない。

伝えたいことをすべて話し切らなければならない。

焦れば焦るほど早口になり、自分でも「なにをどう話したのか」分からなくなる。

気づいた時には、お客様は「参考になました」と言って帰ってしまった。

滞時間、たったの5分。

他の営業スタッフが30分、1時間と接客している中「なんでこうなってしまうのか」と頭を抱えていたものだった。

まわりの営業スタッフからも小ばかにされる。

本当に恥ずかしかった。

そこでたどり着いたのが“トーク設計図”というものだった。

トーク設計図とは、

・まずは警戒心を解く

・伝える順番と内容を考えておく

・質問内容を事前に準備する

というもの。

「挨拶トーク → 共感トーク → おススメしないトーク → 悩みを聞く」

このように組み立てた。

それからは接客時間が一気に伸びる。着座率も上がり、接客の不安が一気になくなったのだ。

接客でもがき苦しんだ。恥ずかしい目にもあってきた。その経験があったからこそトーク設計図にたどり着いたのだ。

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