トランプJr.が「火だるま」に?米人気テレビ番組で学ぶ楽しい英会話

 

(10/1)…………………● ice out

She would ice out other professional female rivals to protect her turf.
「彼女は、自分の縄張りを守るために、他のライバルの女性たちに冷たく当たっていました」

解説

アメリカのジャーナリスト、司会者、プロデューサー、著作家のKatie Couricが、近く出版される自身の回顧録で数々の率直な事実を明かしています。そのひとつに、キャリアの初期に自分の縄張りを守るため、他の女性ライバルに冷ややかな態度をとっていたというのがあったそうです。1957年生まれの64歳のKatie。さて、時代が変わった今も、女性同士が足を引っ張り合うことがあるかどうか、co-hostたちがディスカッション。

ice outは、「愛情や温かさを欠いて相手を扱う」「無視する」という意味。ここで使われている助動詞wouldは、過去に繰り返し行ったという意味なので、Katie、1回や2回ではなく、習慣的に冷たく当たっていたようですね。つまり、She was icy .だったわけです。icyは「(態度などが)よそよそしい/冷淡な」という意味の形容詞。

このセリフの動画はこちら!

Katie Couric on Freezing Out Younger Rivals | The View

(10/2)…………………● lose it

You just lose it .
「単にキレてしまう」

解説

アメリカの一部の航空会社は、手に負えない乗客のリストをシェアし、今後、どの航空会社のフライトにも乗ることができないようにするよう検討中とか。Sunnyが、たまたま機嫌が悪くて1回だけキレたりした場合も、全部のフライトに乗れないの?と疑問を呈して言った言葉。全文はこちら↓

What if you are in a bad mood and you can’t get your bag up, and you just lose it .
「例えば、機嫌が悪いところに、バッグを上げられなくて、単にキレてしまうとか」

lose itは「自制心を失くす」「キレる」という意味の決まった表現。be in a bad moodは「機嫌が悪い」「腹の虫の居所が悪い」。

これに対して、Joy が

Control yourself. No losing it allowed.
「自分をコントロールしなさいよ。キレるの禁止」

ときっぱり。no~allowedは「~禁止」。例えば、

No pets allowed .
「ペット禁止」。

このセリフの動画はこちら!

Airline Wants to Share Lists of Problematic Passengers | The View

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image by : Shutterstock.com

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はじめまして!大島さくら子です。英会話講師、語学学習コーチ/コンサルタントをしています。慶應義塾大学(法学部・政治学専攻)卒、Temple University Japan(教養学部・アジア学専攻)卒、学習院女子短期大学(家庭生活科・被服専攻)卒。イギリスOxford大学に、1年間留学。その後ドイツに拠点を移し、数か月間旅をしてから帰国。また、ハワイと東京を行ったり来たりする生活を、3年続けたこともあります。現在は、東京在住。講師歴は約30年のベテラン講師です!各種企業や団体で、ビジネス英語研修を中心に、幅広く講座を実施。英検1級、TOEIC®(LR 990/SW 400)満点。著書、雑誌等への寄稿も多数。

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