親と子の気持ちが楽になる。育児で「捨ててもかまわない」3つのモノ

 

子どもへの期待

子どもへの期待も捨てるの!?と驚かないでください。

期待していて、いいんです。ただ、子どもは子ども。親と違う人格ですね。当たり前のことですが。

たとえば、自分の夢をかなえてほしいとか。自分よりもいい学校に行ってほしいとか。収入のいい仕事についてほしいとか。

思う方は多いでしょう。

悪くはないんです。そういうものです。

でも、どうでしょう。ある人が「親は子どもよりほぼ先に死ぬんだから、幸せを見届けられない。だから幸せを願っても、最後までは見られないんだから」といったそうです。

見届けられない。確かに。

だからといって、子どもの幸せを願わない親はいないでしょう。

でも、「見届けられないんだ」って自覚するだけで、少し達観しませんか?

「最後までは一緒にいられない」と。「任せられるところは、任せよう」と。

親ができることには、限りがあります。一緒にいられる時間も、限りがあることが多いでしょう。

だから、ちょっと、距離を持つ。いつか離れるんだなと思う。

泣きたくなる人もいるでしょう。ほっとする人もいるでしょう。

私にも、両方の気持ちがあります。どちらの気持ちでも、両方の気持ちでも、大丈夫。子どものことをすごく考えているからこそ、どちらの気持ちも持つのです。

でもいつか離れていく存在だから。自立させようって考えたり。自分時間を大事にしようって思ったり。

子ども時間とともに、あなた時間も、大事にしてください。

自分時間が少しでもできたら、それは子どものために捨てないで。少しでも、時間ができますように。

ただ…子どもとの距離感を、といいましたが、まだまだ私もぜんぜんできていません。息子が高3になっても!

私自身、かなり息子に価値観を押し付けたところがありました。口に出さなくても、感じていたようです。

昔、テストの点が悪いとシュンとして、謝られたことがあります。「お母さん、ごめん…」って。私に謝るのは、おかしいですよね。でもそうさせたのは自分なんだって反省しました。

そんなことの繰り返しです。今もまだできていません。だから自分にも言い聞かせています。書いたのと同じことを。

息子にしょっちゅう謝ってはいますが。それ以外はできていないので、 自分に言い聞かせながら書きました。

あなたと一緒にやっていけたらと思っています。先輩とは言えません。一緒に歩く同志と思っています。

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雑誌編集者として長年フルタイム勤務。独身時代は世界各国を旅し、バックパッカーで南米を回ったり、ワインの産地を訪ねたりと趣味に没頭する日々。ワイン・エキスパート資格保持。バレエ、着物、アート、マンガなど多趣味。 高齢結婚・高齢出産でいきなり違う世界に飛び込み、右往左往しながら日々を過ごす。息子が高校入学して自分を振り返り、noteを始める。SNSのnoteを毎日2回更新。エッセイ・料理・育児の3部門同時・3週連続1位、育児部門では37週連続1位の実績あり。小学校・図書館で絵本の読み聞かせボランティア、絵本編集の経験あり。

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