アベノマスクの呪い。保管費用に6億円&115億円の“余剰在庫”に国民激怒、税金を貪る安倍氏は警護費用にも未だ2億円

2021.10.27
by tututu
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もはやその存在すらなかったことになっている「アベノマスク」。「届くのが遅い」「サイズが小さい」「税金の無駄」など散々な評判だったが、そんな無用の長物・アベノマスクを保管するだけで6億円もの税金が投入されているという。菅義偉首相、岸田文雄首相とすっかり過去の総理大臣となった安倍晋三氏だが、アベノマスクに対する国民の怒りが再び爆発している。

アベノマスクの保管に税金6億円!115億円が倉庫に眠る

新型コロナウイルスの対策事業について会計検査院が検査し、介護施設などに配るため政府が調達した布マスク約1億4千万枚のうち、今年3月末時点で約8200万枚が倉庫に保管されていたことが26日、わかった。日本経済新聞が報じた。

記事によると、昨年8月~今年3月の保管費用が約6億円に上ることも判明したといい、当然この費用は税金で賄われており、波紋を広げることになりそうだ。

ちなみに、平均単価は約140円。約8200万枚が倉庫に眠っていることから、約115億円が“ムダ”になっていることになる。

政府は2020年3月以降、全世帯向けのいわゆるアベノマスク約1億2千万枚と、介護施設や保育所用などとして約1億4千万枚の計約2億6千万枚のマスクを調達。

しかし、スピーディーな配布態勢を作れなかったことやマスク不足が解消されたことなどを受け、約3分の1に相当する物資の余剰を招いた形となった。

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安倍氏の警護に年間2億円!?警備担当者が未だ30人の謎

無用の長物と化したアベノマスクに現在も多額の費用がかかっていることが明らかになったが、安倍氏にまつわる現在進行形の“お金”の話はこれだけではない。

安倍氏が首相を辞任して1年以上経つものの、今も安倍氏の周辺は24時間態勢で警護されており、常に30人ほどの警備担当者がついているという。

警察官の平均年収が約700万円とのことから、人件費だけでも1年間で2億円を超える計算になるとAERAは報じている。

首相を辞めたとはいえ、要人であることに変わりはないかもしれないが、30人もの警備担当者が本当に必要なのだろうか。

記事によると、安倍氏の私邸から数百メートル離れた、麻生太郎邸の前にはポリスボックスが置かれ、警官1人が配置されているだけだといい、同じ首相経験者でありながらかなりの差がついていることが伺える。

麻生氏は岸田政権の発足までは副総理や財務相を務めていて、無役だった安倍氏よりも“要人度”は高かったはず。警備態勢に対して不思議な現象が起きていた。

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いずれにせよ、首相を辞任した後も何だかんだで税金を貪っている安倍氏。いつまでこの状況が続くのだろうか。選挙の結果次第では大きく変わるかもしれない。

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