「NYコミコン」で知る小売の最前線「ライブコマース市場」の現状

これだけの投資が入った背景には、上述のライブコマース市場の急速な成長だけでなくwhatnot自体の急成長ぶりもありまして、サンフランシスコを拠点とするマーケット・インテリジェンス会社SensorTower によると、Whatnotは、今年2021年1月から9月の間にアメリカで最もダウンロードされたライブ・コマース・アプリとのこと。

対前年同時期はNTWRKとQVCモバイル・ショッピングがトップ2でしたが、それを上回るほどとなっており注目されているようです。しかも、上述したようにコレクター向けの商品が中心なので、それだけアメリカでのコミックやアニメへの関心の高さも鑑みれます。

なお、whatnotの2021年のこの9か月間のインストール数は2020年の27,000の21倍となる58万に達したとのことです。
● Whatnot Livestreams Its Way to Building a Successful Online Marketplace

このwhatnotに関しては次回もう少しなぜそんなに人気上昇中なのかみていきたいと思います。小売前半に参考になると思います。