みんなが夢見る一攫千金。でも宝くじにあたると不幸になるワケ

宝くじ
 

年末の風物詩として毎年多くの人が夢を求めて買う“年末ジャンボ宝くじ”。お金持ちになりたい〜という思いで買う人も多いですよね。しかし、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんは「宝くじにあたっても幸せにはなれない」と語ります。その上で、お金持ちになりたい人が本当に目指すべきものについて考察します。

欲しいのは状態ではなく能力

おカネ持ちになりたいは、状態のこと。状態とはこの場合、おカネがたくさんあるということです。でもおカネは使ったら無くなってしまうわけですよ。

宝くじに中っても幸せになれない、というか当選したことでほとんどの人は不幸になるんです。当選金を受け取った直後はみなさん幸せなんですが、3年も経ったらほとんどの人は元の木阿弥というか、それ以下の状態になってしまうんですね。なぜかというと彼らはおカネを稼ぐ能力は持っていなかったからです。

みなさんの多くは、「おカネ持ちになりたい」というんですが、一回こっきりどこかからおカネが回ってきたからといって、あなたが幸せになれるわけじゃないんです。

本当は目指すべきは、願うべきことは、

 ● おカネ持ちになれる能力が欲しい

じゃないんですかね。

おカネを稼げる能力があれば、手持ちのおカネを使い切ってしまっても全然怖くないんですよ。また稼げば良いんですから。ここが宝くじに中る人とは違うんです。

宝くじに中った人の典型的なパターンは、当選直後に今まで欲しいと思っていたモノを買いまくるところから始まります。外車だったり、服や時計、宝石、マンション、そういうモノを見境なく買うわけです。

で、ある程度物欲が満たされると、ふと我に返るわけですよ。あれ、3億円もあったのに、もう半分くらいしか残っていないぞとなるわけ。

こういう人たちはおカネを稼ぐ能力はありませんから、残ったおカネを元手にビジネスを始めるなんてことはしません。ではどうするのか?というと、聞き心地の良い投資話に引っかかるわけです。株だ、FXだ、暗号通貨だ、と美味しい話に飛びついて、あっという間に有り金を失うんですね。ただ全部使っちゃうだけなら良いんですけど、アホな人は持ち金にレバレッジを掛けちゃったりするんですね。1億の預金を担保に3億円分の売買をしちゃうわけ。

それで買ったモノが下がったら追い証が必要で、最後には借金だけが残るなんてこともあるわけです。

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