維新議員“4万円”ほら貝を政治資金で購入判明。「出陣式で吹くため」「いい音出ず未使用」はアリ?

2021.12.08
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by gyouza(まぐまぐ編集部)
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日本維新の会に所属する杉本和巳衆院議員(61)(比例東海ブロック)の資金管理団体が2020年11月、政治資金で「ほら貝(法螺貝)」を4万3230円で購入していたほか、宗教団体の会費3万円を支払っていたことがわかったと、読売新聞共同通信など複数のメディアが8日に報じた。

共同通信によると、杉本氏の事務所は「衆院選の出陣式で景気づけに吹こうと買った。練習でいい音が出ず、結局使わなかった」と説明しているという。

最近では、自民党の麻生太郎前財務相が、高級外車の年間リース料336万円を政治資金から支払っていたことや、稲田朋美元防衛相が義理チョコの代金27万円を政治資金から支払っていたことが報じられ批判されていたばかり。今回発覚した問題は、政治資金を「意味不明」なものに使っている例としては“氷山の一角”に違いない。

● 政治資金の使い途 麻生氏は高級車リース336万円、稲田氏は義理チョコ27万円(NEWSポストセブン)

政治家の先生方の政治資金に対する考えが甘いのか、庶民感覚とズレているのかはわからないが、出陣式で吹くために4万もする「ほら貝」を購入して、さらに「使わない」という感覚は理解に苦しむ。政治資金は税金から支払われており、地元の有権者は「ほら貝」「宗教団体の会費」に政治資金を使う議員が、小選挙区で落選したものの比例で復活当選している現実をどう思っているのだろうか。

今回の「ほら貝」報道について、維新の松井一郎代表は「有権者が納得できる形で(政治資金を)使用すべきだ」と述べたという。

しかし、吹く用のほら貝は実際に4万円もするのだろうか? 気になったMAG2 NEWS編集部がネットで検索すると、たしかに3万円台から9万円台までの「ほら貝」を販売する情報に行き当たった。そして、閲覧したあるサイトでは、販売されたほら貝に「お買い上げ済み」の文字が多く見られた。割と需要のある「楽器」なのかもしれないが、これを政治資金で購入して良いかどうかは別問題だ。

個人的には、杉本議員の「出陣式に吹こうと思った」という発言が“ほら”で無いことを祈りたい。

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