維新ピンチ?菅直人氏“ヒトラー発言”は「回答困難」と政府が閣議決定。橋下徹氏の反応は…

2022.02.15
by gyouza(まぐまぐ編集部)
Naoto_Kan_2021-10-30_(3)(cropped)
 

連日「日本維新の会」周辺の話題がネットニュースを賑わせているが、本日あらたなニュースが飛び込んできた。そう、橋下徹氏をめぐる「ヒトラー騒動」の一件だ。

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立憲民主党の菅直人元首相が維新の政治姿勢やかつて維新を率いていた橋下徹氏について「ヒトラーを思い起こす」とSNS「Twitter」に投稿したことについて維新側が抗議し謝罪を求めていた件について、政府は15日の閣議で、ヒトラーを引き合いにした菅直人氏の政治論評は、

「国際法や国内法に違反するか否かについては、具体的な状況等に即して判断されるべき事柄であり、答えることは困難だ」

とする答弁書を決定したと、無所属の米山隆一衆院議員の質問主意書に答える形で発表した。時事通信など報道各社が伝えている。

この「ヒトラー騒動」で菅直人氏に発言撤回と謝罪を求めていた維新側にとって、この決定は大きな痛手に違いない。そもそも何故、過去に維新を率いていた橋下氏に対する発言について、いまの維新側が謝罪を要求するのか不思議な点は残るが、これによって「ヒトラー騒動」に関して日本政府という“後ろ盾”を失ってしまったことは確かだろう。なお15日午後5時現在、橋下徹氏の公式Twitterには、この件について言及したツイートは投稿されていない。

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MAG2 NEWSでは、14日にも維新の松井一郎大阪市長による水道橋博士への「スワップ訴訟」匂わせツイートについて報じたばかり。今夏におこなわれる参院選に向けて、現在自民党に次ぐ政党支持率を誇る維新は、ネット周辺にあふれる“醜聞”や“ネガティブ発言”について、何かとナーバスになっているのかもしれない。

この「ヒトラー騒動」について、ネット上にもさまざまな感想があがっている。

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