コロナ禍で注目されているもののひとつに家の中で愛でられる「観葉植物」があります。メディアでも特集がよく組まれ、店舗に足を運ぶ人も多いのだとか。そんな植物との関係について人気の書家・武田双雲さんが自身のメルマガ『武田双雲の極上機嫌になるための言葉』で語っています。
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心の傷を治癒してくれる植物様が私たち人間にもたらした恩恵
今日も極上機嫌になるためのメルマガ進めていきましょう。
自宅の庭には、少しずつ蕾が開き、花が咲いてきました。一足先に春の訪れを感じてるようです。なぜでしょう、花や木々を見ているだけで心が穏やかになるのは。傷ついた心も治癒してくれてるような感じがします。
古来から私たち人間はどれだけ植物たちに癒されてきたのでしょうか。
人間社会は、いろいろ大変なことが多い。悲しいニュースもあれば、身近な人々の不和など様々なネガティブ情報が入ってきます。そんな時、植物と触れ合っているといつのまにか癒されていきます。
先人たちはそれをしっかり感じていたのでしょう。花を愛でる習慣を持っていました。
今は春夏秋冬と四つに季節を分けますが昔は72候と言って、一年を72種類の季節に分けていました。
僕もこういう本を以前に出させてもらい好評いただいています。72種類の季節をオリジナリティ溢れる書で表現し、独自のポエム、短い文章をそえています。
■ 『武田双雲の墨書七十二候 季節を伝えることば』(朝日新書)
僕の趣味は散歩しながら、いろんな植物と会話することです。声には出しませんが、出会ういろんな草花、木々たちと挨拶を交わしています。それだけで魂が喜んでいるような気がします。
こういう悲しいニュースが続く時こそたくさん植物と会話していきたいものです。きっと植物たちは、あなたの心の傷を治癒してくれるでしょう。
僕らが「雑草」だと思ってしまっている道端の草花たちも、今一度、はじめて出会ったような感覚で挨拶することをオススメします。
あらためてこの地球に一緒に住んでくれている全植物さんたちに感謝申し上げます。
ありがとう植物様
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