因縁数は、 13・14・16・19と4種類ありますが、最も扱い難いのは16です。
13 死神・・・刈り取る。終わらせる。白紙に戻す。決定的なピリオド。仕切りなおし。終わり行くことに焦点があります。
14 節制・・・事態を一定の状態にコントロールしておく力。バランスを図るナンバーです。
14を使いこなせると菩薩になれます。
本来は13で死んであの世にいくのだけれど、それをあえて延ばし、多くの人のためにこの世で尽力することが可能なナンバーです。
19 光・・・耐えに耐えて、光が差すナンバー。辛くてもめげない心意気が必要になります。激震を体験することにはなりますが、その後再び自尊心と威厳を取り戻す。
死神・節制・光 と、リセットしてコントロールすれば光が見えてくる。わりと建設的な方向へ向かえるナンバーです。
ところが
16 塔・・・破綻。多くの尋常ではない事態に遭遇し、何度も価値観を変えながら、真理を見極めていきます。14と16の間にある15はデビル悪魔です。
15は因縁数ではありませんが、邪な欲望によって理性が曇った状態です。欲望が邪魔になり、実態が見えていない。逆境から抜け出せないし、満足の行く結果も得られず、うんざりしながら、ひたすらじっとしているしかない15。
そこからさらに進んだ16の塔。この塔は、「バベルの塔」です。
人の思い上がり・現実不可能な夢を示す塔。人類が天界に達する塔を建てようとしていて、神が激怒し、稲妻を落として塔を崩壊しました。
傲慢に対する戒め・自然の摂理に反するようなことをしてはいけない ということです。この時、人々の共通言語も取り上げられ、コミュニケーションが取れない状態にされました。聞く耳を持たない・意思疎通ができない とも受け取れます。
また、「バベルの塔症候群」とは連帯感の欠けた状況を指し、職場でも組織の中でも、世界交流のなかでも、好き勝手な振る舞いをする厄介な人物ということになります。
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