マスクもフリーに。米国のコロナ禍はもう去ったのか?現地在住の医学博士が解説

 

警戒レベルが下がってマスクが自由になったことで、人々は皆「コロナ明け」のような気分で過ごしているのが現実です。

しかし、感染者がゼロになったわけではないので、そうこうしているうちにまた感染者が増えることは十分にあり得ることです。実際、娘の幼稚園で子供に何人も感染者が出て急遽クラスがキャンセルになりました。

園児と親は簡易検査キットを渡され、登園の朝に検査をして陰性ならばクラスに参加できるという日もありました。幸い娘は今のところ感染していませんが、職場の身の回りでも子供やその家族が感染したという話は良く耳にします。

なので、まだコロナが「終わった」という認識はありませんが、現状を踏まえた警戒レベルに応じて生活スタイルを随時調節しているといった感じです。

みなさんもコロナ疲れはあると思いますが、「疲れたから」「うんざりだから」という理由でマスクやワクチンに反対するのではなく、あくまでも科学的な判断で感染が広がっている時は警戒し、収束したら警戒レベルを下げるという調節を柔軟に行っていただきたいです。

我々がどんなにコロナ疲れをして文句を言っても、ウイルスはそんな我々の都合や感情は気にしてくれません。コロナ禍に加えて世界情勢も不安が多い状況が続きますが、できるだけ感情を乱されずに柔軟に生きていきたいものですね。

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ねこブロガー/ダンスインストラクター/起業家/医学博士。免疫学の博士号(Ph.D.)をワシントン大学にて取得。言葉をしゃべる超有名ねこ「しおちゃん」の飼い主の『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』ではブログには書かないしおちゃんのエピソードやペットの健康を守るための最新情報を配信。

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