「猟師になりたい」そんな突拍子もないことを言い出したのは俳優の東出昌大(34)だ。今年2月、相次ぐ女性スキャンダルが原因でデビュー時から所属していた芸能事務所ユマニテをクビになった東出。どんなことがあっても守ってきてくれた事務所から三行半を突きつけられ、俳優としてのオファーが期待できない今、これからは180度違う人生を歩むことになるかもしれない。
俳優よりも“猟師”の道?東出昌大の現在がヤバイ
3月21日にスペースシャワーTVで放送された『24hour MOROHA“単独”武道館』の番組で、東出と2人組の音楽ユニット・MOROHAによるドキュメンタリー作品が制作中であることが発表された。
この作品のテーマは狩猟だといい、制作途中の動画では東出が自ら猟銃で鹿を仕留め、背負って歩く姿が収められていた。その際の東出の表情はどこか冷徹無比にも見える。
実は東出、狩猟免許を取得を過去に取得していて、今ではひとりで山に向かうほどだという。獲った動物を自ら解体し料理して食べることもするといい、女性に対してだけではない“ハンター”の顔を持っていたようだ。
週刊女性によると、このドキュメンタリーの監督を務めたエリザベス宮地氏の話として、東出は「命に向き合いたい」と語っていたといい、「猟師になりたい」とも意思表明していたと報じている。
東出の知られざる一面。一連の騒動の中で、東出の心の中に何か大きな変化が生まれたのだろうか。
女性スキャンダルが俳優人生の命取りとなってしまった東出。しかし、そんな東出にもってこいのオファーが届いているという。
ドラマ『全裸監督』スピンオフ『全裸俳優』主演抜擢?
アダルトビデオ全盛期に活躍した村西とおる監督の半生を描き、大ヒットを記録したNetflixのドラマ『全裸監督』。
今度はアダルト男優にスポットをあてたスピンオフドラマ『全裸俳優』(仮題)が企画されており、その主演として東出に白羽が立っているというのだ。
週刊実話によると、まだ企画段階ではあるものの詳細は決まっていて、配信時期は10月を予定、制作費は1本1億円とかなりの予算額。さらに、東出のギャラは世界配信料込みで12回5000万円と報じられている。
1話は約50分とされているが、着衣をまとっているのは8分にも満たないといい、まさに“全裸俳優”。とはいえ、数々の女性とベッドを共にしてきた東出なら、そんなことは何とも思わないかもしれない。
また東出をめぐってはこんな話もある。
先日行われた米アカデミー賞で、国際長編映画賞を受賞したばかりの映画「ドライブ・マイ・カー」。作品の中で岡田将生(32)が演じた“女性問題で身を滅ぼした俳優”は東出をモデルにしているのではとささやかれているのだ。
村上春樹の原作では40代の設定だったが、わざわざ甘いルックスで若い人気俳優に書きかえられている。真偽は不明だが、もしこれが本当であれば、濱口竜介監督に何らかの意図があったとみられる。
例の一件で東出は地上波テレビからは締め出されたものの、事務所の後押しで、映画「コンフィデンスマンJP」シリーズでも降板することなく、今年も「峠」「天上の花」が控えている。しかし、それらはすべて“クビ”になる前に所属事務所が用意してくれた仕事。
誰も守ってくれる人がいなくなった今、文字通り裸一貫となった東出。まさにこれからは“全裸俳優”の精神で与えられた仕事を丁寧にこなしていくことが必要となりそうだ。