ムサシノ学生服に苦情殺到。「明日入学式なのに制服が届かない!」子どもたちの悲痛な叫び、“はれのひ事件”の悪夢再び?

2022.04.06
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by tututu
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東京などでは4月7日に入学式を迎える学校が多いが、そんな晴れの日を前に大きな騒動が起きている。注文していた学生服が届かないという報告がSNSに殺到。ホームページにもアクセスができない状態が続いている。そうしたことから、ネットでは2018年の成人式で起きた「はれのひ事件」の悪夢が再び起きていると話題になっている。

「明日が入学式なのに注文した制服が届かない!」

トラブルの発端となっているのは、東京都武蔵野市に本社を構える株式会社ムサシノ商店。「ムサシノ学生服」という店名で多摩地域に複数店舗を構えている。

当地では「制服といえばムサシノ学生服」というお馴染みの店で、多くの新入生が新しい制服を作るようだ。

しかし、そんなムサシノ学生服をめぐり、SNSでは悲痛な叫びが聞こえてくる。「入学式は明日なのに制服が届かない」「問い合わせても連絡がつかない」「どーすんだよ明日!ムサシノ学生服は責任とれるのか」などの声が上がっている。

特に公立の学校では地域の複数の学校の制服をメーカーが担当することが多い。そのため、大型ショッピングセンターの催事場は1月から3月にかけて採寸のために多くの新入生が訪れ、この時期ならではの清々しい光景を見ることができる。

それを一手に担っていたのが「ムサシノ学生服」だ。

SNSの声を拾ってみると、採寸から2~3カ月経っても制服が届かないという人が多く、中には昨年12月に採寸したという例もあった。通常の洋服より学生服の制作の方が時間がかかるとはいえ、いくらなんでも待たせすぎだろう。

連絡をすると、最初のうちは「製造が遅れてましてご迷惑をおかけします。店に届いたら連絡します」と対応していたようだが、だんだんと連絡がつきにくくなっている。

学生服が届かないことで保護者の怒りは爆発。学校側も寝耳に水の話だったようで、問い合わせた保護者によると「制服のない入学式などあり得ない。ムサシノ学生服には必ず入学式前日までには全員に収めるよう伝る」と回答した学校もあるようだ。

入学式は一生に一度の晴れ舞台。真新しい学生服に身を包むなくなてならない行事だ。にもかかわらず、生徒と親を不安な気持ちにさせているこの騒動、どのような結末を迎えるのだろうか。

思い起こされる「はれのひ事件」

今回のニュースを受け、否が応でも思い出してしまうのが「はれのひ事件」だ。

2018年、振袖の販売・着付け・レンタルなどを手がけていた「はれのひ株式会社」が成人式当日に店舗を突如閉鎖し、晴れ着が着られなくなった新成人が続出。前代未聞の事件に新成人たちは大混乱となった。

発覚当初から夜逃げが疑われ、「計画倒産」ではとの声もささやかれた中、同年1月26日に横浜地方裁判所から破産手続開始決定を受けた。

今回の騒動が「はれのひ事件」と類似点があるとはいえないが、しかし当事者である学生と保護者を苦しめているのは、当時の新成人たちの姿とまったく同じだ。

子どもたちに何の罪もない。入学式という晴れ舞台をなぜこんな形でトラブルに巻き込んでしまうのか。SNSでは徐々に「制服が送られてきた」という報告もあがっているが、一刻も早く学生服をすべての人に届けてあげて欲しい。

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