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海外に出る“パパ活女子”が急増中。富豪を相手にガッポリ稼ぐ、暗躍する闇の仲介エージェント

現役国会議員が疑惑の渦中にあり、すっかり浸透した「パパ活」。経済的な援助をしてくれる男性と一緒の時間を過ごし、対価として金銭を得ることだが、このパパ活が最近では海外まで広がっている。なんと1週間で300万円という大型案件もあるという。日本のパパ活女子の需要はどうやら“グローバル化”してしまっているようだ。

日本のパパ活女子は海外でも大人気

「週刊ポスト」の佐々木チワワ氏のレポートによると、「日本の倍稼げる」「英語がしゃべれなくて逆に余計なコミュニケーションをとる必要がない」というメリットが受け、“海外パパ”に乗り換えるパパ活女子が後を絶たないという。

稼ぎ方は大きく2つある。ひとつは通常の風俗のように出勤時間を決めて、そこに来た客に接客する「インコール」でも、日本の相場の2倍だ。

もうひとつが1人のパパに数日間拘束される「案件」では、1日の半分は自由時間なのにギャラは破格。ある女子のラスベガスの契約では、15日間の契約で約200万円の稼ぎで、しかも滞在費や旅行代は全てパパ活エージェントの負担だと記事では伝えている。

実はアメリカこそが「パパ活」の発祥の地と言われており、スポンサーであるパパは「Sugar Daddy」、女子は「Sugar Baby」と呼ばれ10数年前から社会問題となっている。

なぜここまで「パパ活」が浸透したのかと言うと、アメリカの大学のバカ高い学費が関係している。高い学費の支払いに困窮する学生が多く、「生きるため」にパパ活をせざるをえない事情があるのだ。

アメリカでは基本「売春」は犯罪。年々、「パパ活」の取り締まりが厳しくなってきており、入国拒否された女子もいるという。今後、アメリカでのパパ活は難しくなってくるだろうとみられている。

一方、ヨーロッパではパパ活は浸透していないという。イタリア人を代表するようにヨーロッパでは女性は口説くのが当たり前で、お金を渡して女性と性交渉するという文化がない。

女性は若い方が貴重という価値観も薄いし、学費に対する補助も手厚く、苦学生が少ないのが要因だとみられている。

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日本とは比較にならない高額案件

アメリカ市場が縮小しても、パパ活女子の海外進出は萎む気配はない。アメリカ以外でもドバイや中国で日本人女性は人気だという。

特に中国では日本でも活躍したセクシー女優が人気になっているように、日本人女性を好む男性が多い。その背景には日本のアダルトビデオが出回っている影響があるとみられる。

また、中国では愛人を作ることに対する取締りが厳しくなっており、より海外に出て日本のパパ活女子を求める傾向が強くなっているようだ。

ちなみに、超富裕層の人口密度が高いシンガポールはギャラも桁違いで、1週間で300万円の高額案件もあるという。

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“パパ活”などというかわいらしいネーミングが浸透したため意識が薄れてしまっているが、売春は違法行為である。どんな事情があれど、取り返しのつかないことになりかねない。何か事件に巻き込まれてからでは遅いのだ。

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image by : Christopher PB / shutterstock

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