世界最高の選手だけが出場するダイヤモンドリーグ大会を控え、覚悟も明らかにした。禹相赫は8月10日モナコ大会、9月7日にファイナル大会を行う。
禹相赫は「(世界選手権まで)楽しんでやったけれど、負担がなかったといったら嘘だ」とし「大きな宿題は全部果たせたと思う。軽い気持ちでダイヤモンドリーグを楽しむつもりだ」と話した。
続けて「ファイナルラウンドトロフィーをもらいたいという欲も実はあるけど、それは私の欲だと思う」として「その日のコンディション、状況を信じてプレーすれば良い結果がでると思う」と話した。
ライバルのムタズ・エサ・バシム(カタール)、ジャンマルコ・タンベリ(イタリア)らとの再対決については、「特に競争は考えていない」とし、「これも過程に過ぎない。今勝ったからといって来年の世界選手権や2024年のパリ五輪で勝つという保障もない。楽しみたいという気持ちが強い」と話した。
最近、世界ランキング1位に上がった禹相赫は、今年、国際大会にたくさん出場してできた経験値を強調し、「もっと海外でぶつかってみたい」と話した。
彼は「初めて世界的な選手たちと試合をする時は『わぁ、すごい』と思ったけれど、(試合を頻繁にやってみて)同等の立場になったため、何でもなかったし、自分だけのプレーに集中できるようになった」と話した。
禹相赫は9月に除隊を控えている。彼は「部隊にいて一段階成長する契機になった」とし「除隊後もマインドや訓練は同じように維持するつもり」と話した。
続いて「除隊しても急がないように準備するつもりだ。時間を貯める感じといったらいいか。これまで積み重ねてやってきたら良い結果が出た」とし、「来年の室内・外世界選手権大会、アジア大会、パリ五輪に焦点を合わせて準備したい」と付け加えた。
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