【ガラケー割合は半数】新世代フューチャーフォンで潜在市場を狙う日本メーカー

神原サリー© yoshitaka - Fotolia.com
 

2015年、ガラケー世界に大変動が起きる?

『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』第10号より一部抜粋

僕たちがスマホ、スマホと騒いでいるいる間にも、イワユル「ガラケー」、フィーチャーフォンを使い続けていた人が大勢いたわけだ。

雑誌をスマホ記事が埋め尽くしているのを考えると、スマホユーザーの比率が高く、ガラケーユーザーなどごく少数であるというような印象を受けるが、現実には昨年末のリサーチでは、その契約者はスマホとフィーチャーフォンで大差ないという結果が出たという。

ちなみに数字を上げると、これは2014年9月のMM総研調べで、スマホの契約数が6248万件で、フィーチャーフォンの契約数は6176万件だという。これはちょっとした驚くべき話だ。

ここ最近、ドコモやauはフィーチャーフォンの新製品をとりあえずリリースしていたのだが、ガラケー主流時代のものをとりあえずマイナーチェンジしたような製品ばかりで、時代に追いつくような製品ではなかった。

カメラ機能などでもスマホに大きく水を開けられるような製品ばかりだった。

そんな状況のなか、ガラケーユーザーのみなさんは、買い替えのタイミングが捉えられず、困っていたに違いない。

何しろ、スマホと比べれば、その進化があまり大きくなく、消耗品の取替のようなことになってしまっていたからだ。

そのため出荷台数は2011年度の1857万台、2012年度の1209万台、2013年度の981万台、2014年度の1020万台と出荷台数は安定下げどりまりという感じになり、このままではガラケーユーザーはどうなるのか?という流れになってきている。

進化を続けるスマホと時の止まったフィーチャーフォンの機能の乖離は広がり、もはや、限界に近づいている印象だ。

しかし、世の中にはスマホは使いたくないという層が厳然と存在する。しかし、メーカーにとって携帯電話の約半分という、いわば宝の箱を見逃すわけもない。

「いつかガラケーが変わるはず」

という多くの人びとの望みに応えて、シャープが春モデルとして「Aquos K」というモデルをリリースしてきた。

このモデルは第1弾として、「SHF31」という名前になり、2月下旬にリリース予定だ。

SHF31は、スマホのようなタッチパネル液晶を搭載するわけではないが、キーボードでタッチ操作を可能にする「タッチクルーザーEX」機能を搭載している。

この機能はWebブラウザなどの一部対応アプリでだけ使えるが、その使い勝手を大きく進化させている。

また、カメラ機能も現在のスマホ並に進化している。

いくつかの面で大きく進化し、フィーチャーフォンを現代的に進化させている
わけだ。新世代のガラケーを求めている人には待望の端末かも知れない。

しかし、これだけではこの流れは終わらないのではないか?

これはまずはシャープから来た「波」なわけだが、他のメーカーもこの大きな潜在市場を見逃すとは思えない。

現在、フィーチャーフォンをリリースしている、NEC、富士通、京セラなどのなかから、この流れに乗った新世代のガラケーが発売されてくるのではないだろうか? 最近ではスマホ市場にも頭打ち感があるので、ソニーモバイルなども参入してこないとは限らない。

今年、年末には、ガラケーユーザーの新しい選択肢として、新世代のガラケーがいくつもリリースされてくるのではないか?

新しいフィーチャーフォンの時代がくるのではないか? と僕は予想している。

一条真人

 

『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』第10号より一部抜粋

著者:神原サリー/一条真人/岡安学
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